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リーかあさまのはなし

リーかあさまのはなし

  • 絵本
文: 中村 茂
絵: 小林 豊
構成: 斎藤 千代
出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!

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のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 2013年11月30日
ISBN: 9784591136461

出版社からの紹介

今から約80年前、群馬県草津で、ハンセン病に苦しむ人たちに寄り添い、尽くし、みなから「かあさま」とよばれて慕われたイギリス人宣教師、コンウォール・リーの活動と半生を描く。少女のころ聞いた牧師の話から、苦しむ隣人とともに生きたいという願いを抱いたリーは、59歳で草津に移住。以来、教会や医院、幼稚園、病者の暮らすホームをつぎつぎと建て、病気の治療と子どもたちの教育に力をそそいだ。心ゆさぶる感動の絵本。

ベストレビュー

ハンセン病の人たちによりそった人生

1916年(大正5)春、草津の湯の沢に越していたイギリス人宣教師、メアリ・ヘレナ・コンウォール・リー。当時58才。以来、激しい差別や偏見にさらされていた患者たちとともに暮らし、人間として尊厳のある喜びの人生を歩めるように尽力した。

難病や障害を持つ人に対する激しい差別があった時代、人々が人生を楽しみ、喜びをもって生涯をまっとうできるために人生を捧げた女性がいた。本人は結婚もせず、子どもも持たず、自分の元に集まる全ての人を兄弟姉妹、親子だと思って尽くした。第二次世界大戦が始まる直前、彼女は亡くなったが、それまでには多くの辛い出来事もあっただろう。しかし、多くの人に愛され、活動をし続けた。感動と感謝を禁じ得ない。

日本の政府が行ったハンセン病者に対する隔離政策と比べて、この一人の女性が行った活動は、本当に慈愛に満ちており、当事者たちは最後まで生きる希望をもちえたのではないだろうかと思う。
家族からも迫害され、行き場がなく、ただ死ぬのを待っているだけの人生。死体はゴミ捨て場に投げ込まれ、最後の最後まで排除される人生。
国の隔離政策も似たようなもの。以前、当事者から話を聞く機会があったが、とうてい人間扱いしているようには思われないひどい状況だった。

令和のコロナ騒動も、似たようなものだと私は思う。
感染力や、死亡率などの現状を直視することなく、いたずらに恐怖を煽って、感染者に対する激しい憎悪や差別・攻撃をする。伝染病とはいえ、適切な処置をすれば治るものである。病気にかかったたびにこのような仕打ちを受ける社会を、私たちはどう生きていくべきか?どう変えていくべきかを考えさせられた。

リーかあさまのような、思いやりのある人が増えて、それが当たり前になっていきますように。
(渡”邉恵’里’さん 40代・その他の方 )

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