三羽の子うさぎが、ある夜、かあさんをさがして、うさぎ小屋をぬけだします。自然界のすばらしさ、厳しさ、おそろしさが、子うさぎたちの冒険をとおして迫ります。ちなみに、子うさぎの名前は、うっちゃん、さっちゃん、ぎっちゃんです。
14ひきシリーズの作者の方の作品です。
作者のいわむらさんの家にもらわれてきた3匹のうさぎのことを元にしたお話だそうです。
うっちゃん、さっちゃん、ぎっちゃんというかわいい名前のこうさぎたちが、お母さんに会いたくて、小屋を逃げ出してしまいます。
絵は、月夜の光を美しく描かれていますが、暗い色調と、文字数の多いお話しですから、小学低学年以上向きかと思います。
読み終わった後、しんみりと心に余韻が残るお話ですが、元気者のわが子には、ちょっとピンとこなかったようです…
感受性の豊かなお子さんは、とても感動したとおっしゃっていたそうですが。
(さくらららさん 40代・ママ 女の子7歳)
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