「けんかのなかよしさん」 みんなの声

「喧嘩するほど仲がいい」そんな言葉が浮かびました。このくらいの年齢の男の子は、喧嘩も遊びの一環なのかなと思いました。突然象の大群があらわれるファンタジーな展開は唐突な感じもありましたが、長野ヒデ子さんの優しいイラストで違和感なく読み進めることができ、最後は「よかったね〜」と微笑ましい気持ちになりました。

あまんきみこさん、長野ヒデ子さん、我が家の子供たちはどちらも大好きです。そして、取っ組み合いの喧嘩はしませんが、我が家の３歳息子、５歳娘も一緒にいるのにすぐに喧嘩するけんかのなかよしさん。喧嘩するほど仲がいい、なんて言いますが周りからしたら喧嘩せず仲良く過ごしてーと思ってしまいます。

なかなかないと思います。本当に、兄弟ではない子供同士の喧嘩というのは止めた方がいいのかどうか見ていてヒヤヒヤしますが、この本は何とか平和的解決で収まったので私は安心しました。とりあえず、喧嘩するほど仲がいいって事で。

このお話は、よく幼稚園でけんかをしている男の子たちのお話でした。二人は何かにつけて喧嘩をしているのですが、ある日喧嘩をした時に本当の自分たちが遊んでいた状況のような世界に引き込まれていました。その中で、二人はお互いをかばい合っていつのまにか仲直り！やっぱり、「喧嘩するほど仲がいい」ですね（笑）

主役は、男の子二人です。
「ケンカするほど仲がいい」というには、かなり真剣な様子のケンカに見えました。
でも、先生のフォローがうまいですね。さすが、プロです。
二人揃って、不思議な体験をしましたが、これでよりいっそう絆が深まったならばいいですね。

さすが！あまんさん作品

「けんかは、いけません」ではないところが
とても素敵です！

けんかは一方的だったり
暴力的だったりしたら
止めなきゃないけど

意見のすれ違いとかは
「けんかのなかよしさん」で
いいと思います
ぴったりのネーミングですね

想像の世界へ一緒にいっちゃう
いつの間にか
かばいあう
わかる〜

でも、明日からはどうなるかわかりません
というのもいいです

そんな毎日の繰り返しで
こどもは、相手の気持ち、考え、性格等
学び
自分もどうすれば、わかってもらえるかとか
学ぶのだと思います

現役幼稚園、保育園生親子
そして、先生にもお薦めです♪

題名がいいですね。
あるようでなかったと思います。

あまんきみこさんが切り取った、園児たちの心模様です。
みどりえんのアヤメ組、ゴンくんとテッちゃん。
二人はよくけんかをするのですね。

ある日、いつものようにけんかが始まりますが、勝手が違います。
いつもは騒がしく取り巻くみんながいないばかりでなく、
けんかの原因になったおもちゃが現実のものとなり・・・。

異次元の世界にびっくりです。
でも、そんな状況だからこそ、本音が垣間見えるのですね。
「けんかのなかよしさん」、素敵なネーミングです。
園児たちの心にもストンと届きそうです。
ラストの余韻も軽快で愉快です。

けんかばかりしている仲良し2人組。
でも今回は・・・けんかしていたら、不思議な夢？の世界に飛ばされてしまいました。
そこで最終的には、けんかしていることも忘れて仲直りしちゃうんですが・・・
ちょっと「おもしろい」とは言えなかったな〜と思います。
結局なぜ『けんかするほど仲がいい』のかが、子供には伝わりにくいと思いました。

けんかするほど仲がいいって言いますが、そんな言葉が元になっているのかな。

奥付を見ると２００７年と比較的新しい本ですけれど、ゴンちゃんとテッちゃんの髪型はいかにも昭和の子どもらしいし、表情もわんぱくそのもの。

わんぱくって言葉も最近はあまり聞かなくなりました。

けんかしているうちに、違う世界に迷い込んだ二人。

ピンチに陥って即なかよしぶりを発揮するのは普段からなかよしである所以なのかも。

近すぎる相手だからわかってほしいっていう気持ちが働くのかもしれないし、やりたいことが似ている同士は本質的にはなかよしなんでしょうね。

久しぶりに園物の絵本を読んで、子どもの小さかったころを思い出して懐かしかったです。

ゴンくんとテッちゃんは、よく喧嘩するけれど気が合うから喧嘩になる

のだと思いました。アフリカでの二人は、協力してゾウさんから逃げた

り、誤解しているゾウさんにテッちゃんが悪いのではないと言い訳して

かばったりしてとても仲良しさんでした。

やっぱり二人は気の合うお友達だと思いました。

喧嘩するほど仲がいいって本当だとおもいました。

「びゅん　びゅん　びゅん。」に、喜んでいる孫でした。

喧嘩が出来るほど仲がいいお友達に巡りあってほしいと思いました。

「けんかのなかよしさん」とっても素敵な言葉です。