「どんなにきみがすきだかあててごらん なつのおはなし」 みんなの声

チビウサギとデカウサギのたわいのない会話が素敵で、ほっこりです。
夏景色の中、色を選んで、その色の何が好きか問うのですね。
そう、どんな色を選んでも、迷うほど豊かな物がいっぱいある幸せ感が伝わってきます。
淡い色彩は、ナチュラル感にあふれていて、清々しいです。
やはり、フィナーレへの展開は、なんて温かいのでしょう。
この幸せ感、やはり体感してほしいです。
小学生くらいでしょうか。

このお話は春の景色の中で、二匹のうさぎが好きな色について話しながら春を楽しんでいるお話でした。二匹はお話の中で好きな色が決められなかったのですが、うちの子はお話を聞きながら「僕この色好き！」って言いながら参加しながら聞いていました。

小さいチビウサギも大きいデカウサギもお互いの茶色が一番好きだと認めあっているのが素敵でした。やっぱり相手のことをどんなに大切に思っているかわかります。お友達って、相手のよいところを尊敬してるからいつまでも仲良くいられるのだと思いました。相手から意地悪されると意識していなくても悪いところが目についてしまいます。
お互いに相手の良いところ探しをすれば上手くいくのに現実には、なかなかそうはいかないです。チビウサギとデカウサギさんのような関係になったらいいなあって思いました。

お馴染み、「どんなにきみがすきだかあててごらん」シリーズ。
今度の季節は夏！夏と言えば様々な植物が更に活気づいて
花を咲かせ
様々な色を楽しむことができる季節です。

デカウサギとチビウサギの話題も「色」について。
２匹はどんな色が一番好きか話合うのです。
いろんなお花や景色が出てきて、寒い冬に読むとなつの到来が
ますます待ち遠しい。
子どもたちも、「紫が好きだな〜」「ピンクがいいよ〜」
自分たちが好きな色について話してみたり。
はじめは身近な好きな色について話してましたが、おはなしが終わるころには
２匹のウサギの様に「○○の髪の毛の色も好き！目の色も好き！」
互いに尊重しあうようなお話しに発展してるところにビックリした私でした。

お友達の良いところ・好きなところを感じてもらえるお話し。
仲良しのお友達と一緒に読むとお話しも弾みそうです！