この絵本は息子が「お父さん面白いよ」と教えてくれました。
登場するのは,枕のせんにんとお供の敷き布団のしきさんと掛け布団のかけさん。(この名前を聞いただけで,大人は笑ってしまいますが)
三人は,散歩に出かけます。
仙人なのにマシュマロが大好きな「枕せんにん」。こんな三人で大丈夫なのかと呆れていたら,寒さで困ったものを見かけたら,大変身!びっくりするような方法で,みんなを助けてあげます。
息子と二人で笑いながら読んでいたのですが,最後の大根を助ける場面は,爽快そのものです。(でも,その場面で仙人が大根を毛のはえたマシュマロと間違うところが,息子の笑いのツボにはまったようですが・・)
笑いの中に,温かさがあります。その温かさも押しつけがましくなく,素直に楽しめます。
ぜひ,親子で笑いながら,読んでください。