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子ブタシープピッグ」 みんなの声

子ブタシープピッグ 作:ディック・キング=スミス
絵:メアリー・レイナー
訳:木原 悦子
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1991年11月
ISBN:9784566012455
評価スコア 4.6
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  • 農夫のおじさんに引き取られた子ブタが、牧羊犬や羊たちと交流しながら、一流の牧羊ブタに成長する奇跡の物語。

    映画「ベイブ」(1995年、USA)の原作となった児童文学。
    作者は実際にイギリスで農業の経験があり、羊飼いや農場の様子が実に生き生きと描かれている。
    動物や人間をじっくりと観察し、同じ地球に住む住人として、差別することなく、対等に尊重している純粋な気持ちが伝わって来る。物語を通して、命の尊さや、ベストを尽くす尊さ、日常生活で大事なこと、お互いに気持ちよく暮らしていくために必要な配慮・思いやり・礼儀などを教えられる。

    子ブタを引き取ってから農夫のおじさん、主人公の子ブタ、一緒に暮らす動物たちが、モノすごい速さでいろんなことを経験し、気持ちや考え方が変わったり、人生が変わったりしていく。次は何が起きるかハラハラしたり、いがみ合っていた者同士の気持ちが通じ合うようになったことに感動したり、いろんな「大事な事」に気づいて心がいっぱいになったりしているうちに、あっという間に読み終わってしまった。

    ずっと気になっていた映画なのに、見ていなかった。
    映画より先に原作を読んでよかった。
    作者がこの物語を読む人に伝えたかった「大事な事」が、日本語に翻訳されても、しっかり伝わったと感じた。
    生き物に上下はなく、どの生き物も一生懸命に生きていると思う。
    後書きに翻訳担当者が書いてあるように、いろんなことを考えされられ、心に残る素敵な話。純粋に感動できる。

    動物をデフォルメせず、ありのままに描いた挿絵も素晴らしい。まるで本当に動物たちが話をしているようだ。

    投稿日:2023/12/14

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  • 映画「ベイブ」の原作

    映画「ベイブ」の原作と知って、読みたいと思いました。
    映画もとても面白かったですが、お話も楽しく読めました。
    ベイブがシープピッグを夢見て、羊たちに礼儀正しく、丁寧に接しているところがいいです。
    羊がきちんと整列して歩いているところが想像できました。
    動物好きな子に、特にオススメのお話です。

    投稿日:2021/02/05

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  • よりこの話が好きに

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    映画「ベイブ」原作ということで、
    本としてもお勧めされていたので読んでみました。

    小学生のころ、「ベイブ」が好きで、
    何度も繰り返し見ました。
    だから、読んでいても場面が浮かび上がり、
    ベイブの声が聞こえてくるようでした。

    しかし、本にはやはり心情が描写され、
    ベイブの賢さや優しさがよくわかり、
    まわりの動物や人間の感情もわかり、
    よりこの話が好きになりました。

    投稿日:2019/02/14

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  • 映画も見たくなりました

    「ベイブ」の原作本だそうですが、「ベイブ」は見たことがなく、読み終わってどんな風に映像化されているのか見たくなりました。

    名古屋市立図書館の三・四年生のお勧めリストに載っていたことで読みました。

    デッイク・キング・スミス「かしこいブタのロリポップ」も書いていますが、ブタにとても愛情を持っているんでしょうね。読みながらそのことが伝わってくるようでした。

    読んでいて、クルーク(羊飼いが持つ杖)という英語読みのカタカナとカッコ書きの日本語の意味が何回も出てくるのが気になりました。

    というのも、牧羊犬という文化を持たない日本人にとって馴染みのない言葉がいくつか出てくるので、この説明書きは仕方がないことなんでしょうね。

    原書は読んでいませんが、日本語に翻訳するのに苦労があったのかもしれないと思いました。

    うちの場合読み聞かせしてしまったので、この表記が気になったのですが、黙読なら気にならないかもしれません。

    息子にとっては馴染みのないことが多かったので、いろいろと説明しながらの読み聞かせとなりました。

    息子には映画を見てからの読み聞かせの方が映像が頭に描きやすかったかもしれないと思いました。

    食べられるしかない運命の子ブタが、シープドックとして成長していく姿はとても応援したくなりました。

    ブタや羊のことに詳しくないとこんな風には書けないでしょうね。

    投稿日:2010/01/24

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