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まほうのさんぽみち(評論社)

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かちかちやま」 みんなの声

かちかちやま 作:松谷 みよ子
絵:瀬川 康男
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
ISBN:9784577025475
評価スコア 4.54
評価ランキング 6,931
みんなの声 総数 12
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  • 残酷な昔話

    このシリーズ(フレーベル館の日本むかし話)の『さるかに』を、普段はあまり日本の昔話を読み聞かせても反応がよくなかった娘が楽しそうに聞いていたので、ぜひ同じシリーズの他の昔話もと思い、『かちかち山』を図書館で借りて読みました。

    結果、この本も娘は大いに気に入ってくれました。

    親になって、日本の昔話を読んで初めてその残酷さに気が付きましたが、このお話もやはり冷静にストーリーを考えてみると残酷だと思います。

    おばあさんを殺して「たぬきじるなどだれんるべ ばばあじるでもくってござれ」なんてたぬきが言うシーン

    たぬきの背中のかやに火をつけて大やけどをおわせるうさぎ、そしてついにはそのうさぎはたぬきを殺す

    こんな残酷な話だったかしら?と思いましたが、やはり娘は残酷なところもさらっと聞いていました。
    私が子供の頃に読んで、この残酷さを特に不思議にも何にも思わなかったように、です。

    残酷なのにそれをさらっと読めるのは、昔話ならではだと思います。
    日本人として、日本の昔話は子供にはぜひ知っていて欲しいと思います。
    引き続き、このシリーズの絵本を読み聞かせる予定です。

    投稿日:2007/12/20

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  • 怖いけど

    卯年ということで、ウサギが活躍する?登場する絵本を選びました。
    かちかちやま、ちゃんと読んだのはもしかしたら初めてかもしれません。たぬき、悪すぎ!!とおばあさんを殺した時点で嫌になりましたが、うさぎに仕返しされるたぬきを見て、そこまで…と少し同情する気持ちも湧きました。さて、このお話から何を学ぶべきなのでしょうか。

    投稿日:2023/01/19

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  • 賢いうさぎ

    松谷みよ子&瀬川康男コンビの「かちかちやま」でも、やっぱり恐怖感は変わらないし残酷さも変わらなく思いましたが、私は安心して読めました。賢いうさぎですが、たぬき同様残酷だと思うばかりでした。大人になってからだから余計に残酷に感じるのかもしれません。でも孫たちには読んであげたいと思いました。

    投稿日:2016/10/22

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  • 読み比べ

    小澤俊夫さん・赤羽末吉さんコンビの絵本を読み、内容があまりに衝撃的だったので、同じくロングセラーのこちらと読み比べてみました。
    おばあさんが殺されてしまう部分は同じですが、この作品ではおじいさんにばば汁を食べさせる事まではしません。内容は少しソフトに書かれている印象を受けました。
    絵は瀬川さんらしさが溢れる、かなり個性的な絵です。一つ一つが額に入れて飾れそうなくらいデザイン性に富んでいますが、あまりにデフォルメされていて子供には少し分かりづらいかも?
    最後にタヌキが溺れる場面の、川面の描き方などには驚かされました。

    投稿日:2016/08/07

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  • 松谷さん、瀬川さんの『かちかちやま』は、以前に出版されたものを読んでいました。
    この版は、瀬川さんのこだわりでしょうか、松谷さんのこだわりでしょうか。
    まったく雰囲気の異なる絵本となっています。
    絵は瀬川さんの個性的な絵に変わりました。
    お話はストーリーは変えずに、ところどころ表現が変わっています。
    この版の方が、いくらか現代的で、いくらかリズム感をもっているようにも思います。
    でも、怖い話であることには変わりありません。
    読み比べをお勧めします。

    投稿日:2014/05/21

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  • 悪ダヌキ

    「恐怖」や「残酷」といった要素が、オブラートに包むことなく描かれることが、昔話の特徴かと思っていますが、「かちかちやま」はまさに残酷そのものなのではないでしょうか。
    タヌキもウサギも、両方とも残酷の一言です。

    子供の頃にも読んでいたのですが、ウサギの仕返しは記憶に残っていて、タヌキは「何か悪さをした」くらいしか覚えていませんでした。
    なので、改めて読んでみると、「こんなにひどいことをしたのならば、度重なる仕返しも仕方ない・・・」と思えました。

    投稿日:2012/04/04

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  • かちかちやまの世界の中に

    素敵です。松谷みよ子さんの味わい深い言い回し(びくたりや
    いほい!)も瀬川康男さんの独特な絵(畑ってこんな風に描く
    こともできるのですね。たぬきが背負ったかやの量の多いこと!
    よく燃えそうだわ)の雰囲気も。
    読んでいるだけでなんだかもうむかしむかしのかちかちやまの
    世界の中に紛れ込んでしまったような気分になります。
    娘にもぜひどっぷりと浸ってほしいなあと思います。

    投稿日:2010/04/26

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  • ハラハラしましたが

    「かちかちやま」といったら有名な日本昔話のひとつですがはっきりと内容を私が覚えていなかったということもあり、数ある絵本の中から結構しっかり分厚い絵本を読んでみました。昔話はいつも読んでいる創作絵本と違って人が殺されるとか結構残虐なところもあるのでハラハラしますがたまにこういう昔話を読むと悪いことをしてはいけないなということに自然に子どもに伝わるような気がします。

    投稿日:2007/12/13

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  • ウサギが大活躍

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    このお話は残酷すぎるといって、最後にたぬき仲直りするお話が多いですが、
    これは、元のお話のまま書かれています。

    さすが松谷さん、ウサギのせりふなど無駄がなく、おもしろさが増しています。
    いろいろな擬音も楽しく読めます。

    瀬川さんの個性的な絵も、遠目で見たほうがよりはっきりと見えるから不思議です。

    本当のお話を子どもたちに伝えていきたいです。

    投稿日:2007/05/28

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  • ゴールデンコンビ

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳

    松谷さんのお話に瀬川さんの絵。昔話のゴールデンコンビです。リズムのよい文章に表情豊かで迫力満天の絵に、一気に読み終えて、ようし、もう一度!

    こどもにとっては、覚え安くて魅力的なキーワードが沢山でてくるようです。とちのみのもち、狸汁、かややま、とうがらしみそ、などなど。その後のおままごとやごっご遊びに登場しました。

    投稿日:2005/02/07

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