きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)
テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
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いのしし年だしと、図書館で借りてきた絵本です。 はじめは、かわいらしいウリンボーの姿がかわいらしく、ほのぼのとした気分で読んでいましたが、突然原発事故の話が出てきて、展開が一気に変わりました。 人間がいなくなり、人間に狩られることもなくなって、 「ウリンボーたちははじめてお母さんにあまえてすごしました」 というところに複雑な気持ちになりました。 イノシシのカラダのなかに放射能をすくなくする道具があるらしいというのは初めて聞きました。 イノシシと人間との関係なんて今まで考えたことがなかったけれど、昔から切っても切れない関係だったんだなとこの本を読んで分かりました。 人間とイノシシ、どちらにとっても住みよい環境が実現することを願います。
投稿日:2019/01/11
知らなかった…。猪突猛進なイメージばかりあったものですから…。そして、やっぱり荒井先生は絵が上手いんだなと感じました。だってこんなに生命力に満ち溢れたイノシシの絵を描けるんですから!イノシシ見に、行ってみるか、福島に…。
投稿日:2015/04/09
ウリンボーとはイノシシの赤ちゃんのこと。 古事記にも書かれている、日本の古来種なのです。 そんなウリンボーのことが描かれ、突如ストーリーは福島の原発事故へと進みます。 放射能に汚染された土地に残ったイノシシたちに、 フクシマの王子さまがお願いをするのです。 汚染された木の葉・木の実・キノコを食べ、浄化して欲しい、と。 どこまで科学的な話なのかわかりませんが、この発想に考えさせられます。 『風の谷のナウシカ』にもこのような浄化シーンがありましたね。 福島の土壌汚染を考える参考になるかもしれませんね。
投稿日:2013/08/20
大好きな荒井良治さんの絵の新刊だと思い 嬉々として手に取ったのですが、とても内容が重いものでした。 福島の放射能汚染で汚された土地のイノシシのお話です。 イノシシ(ウリンボー)の体内には、放射能を分解する物質があるのだそうです。そのことを私は全然知りませんでした。 「30年後には、イノシシがたくさんこの土地にいた」 で終わるこのお話は、福島復興への祈るような願いにも思えるし 今まで駆逐されていたイノシシの視点から見た人間社会への 強烈な皮肉にも思えます。 文明社会を突き進んできた私たちが、これから取り組んでいかないといけない課題を ガツンと突き付けられたような気がしました。
投稿日:2013/07/01
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