図書館に行ったら、たまたま展示してあって、タイガー立石さんの表紙絵が気になって、借りてきました。
私が読んでいたら、美術部に所属している中3の上の子がのぞいてきて、一緒に読みました。
ギリシアでは、古代ローマ時代から「観相学」といって、人間の顔を動物になぞって、性格や性質をタイプ分けしていたとは!この本で初めて知って、驚きました。
この絵本には、今まであまり意識していなかった画家たちの、独創的な「顔」の絵が紹介されていて、面白かったです。
一口に顔といっても、写実的に描くだけでなく、
顔を果物や花、人の体でで表現した絵にしてみたり、シュールリアリズム(超現実絵画)に表現してみたりと、いろいろ載っていました。
絵が好きなお子さんには、ぜひ一度手に取ってもらいたい、とても興味深い「絵の不思議」を味わえました。