私は子供に絵本を読むのが大好きなのですが
自分も絵本を通じて元気になれたりしたらいいなと思い、岡田さんの本を購入しました。
手元にある絵本が、子どものための物だけでなく、大人のための物でもあるのだと思ったら、我が家は自分を見つめるための本がたくさんあるのだなと思い、嬉しくなりました。
巻末の処方箋に載っていない絵本でも、「これも自分を見つめるのにいい絵本かも?」といった絵本を複数思い浮かべたりも。
「絵本は大人が子供に読んであげるもの」という印象が強かった私には「大人が読んでもいいんだ!」と、いい意味でショックを受けました。
この絵本は「子どもへの絵本の読み聞かせ」とはちょっと違います。
なので、絵本を純粋な文学として読んでいる人には、ひっかかる部分があると思います。
時々作者が想定して書いている解釈と、セラピーで使う時の解釈が違ったりするからです。
「そんな簡単に言ってしまっていいの?」と思ったりも・・・
しかし、著者も巻末で言っていますが「絵本の可能性の一つ」だと私も思います。
岡田さんの解釈が正しい、正しくないとかではなく、自分だったらどう読むか?100人いれば100通りの解釈の仕方があっていいということです。
「魔法の質問」などが好きな人は、すーっと入ってくると思います。
私は質問は使わずに、巻末にある、「心のくすり箱50冊」(こんな時にお勧めの絵本)の絵本の中で、気になる絵本を購入しています。
今の自分の悩みにピッタリな絵本が紹介されていたりします。自分が知らない絵本も載っており、そうした絵本を知るきっかけになりました。
3歳以下の子を対象とした絵本はなく、幼稚園児や小学生をを対象とした絵本が多いです。
絵本というツールを使って、自分の悩みを解決させたい。自分を見つめなおしたいと思っている人にはおすすめです。