大好きなあだちさんとあいはらさんの本だったので、
図書館で借りて読みました。
割と長文だったので、まずは自分一人で、
次に2歳の次女が寝ている間に7歳の長女と2人で。
ゆうたくんは小学生、としか書かれておらず、何歳なのかはわかりませんが、子供だけでバスに乗ってちょっと不安な気持ち・一生懸命さ、妹のももちゃんに振り回されながらも健気にママを想う気持ち、そして妹を疎ましいと思いながらも放ってはおけない気持ち…。
大好きなママのために、お誕生日のケーキを買いに行く中で、
ゆうたくんが心に抱くいろんな感情がひしひしと伝わり、涙が出ました。
子供のためのお話というよりは、親が子供(特に上の子)の気持ちを忘れように…と書かれたお話ではないかなと思いました。
いつも妹に邪魔されてばかりの長女は、色々とゆうたくんに共感したようです。
最後にママがケーキを食べて喜んでくれたシーンでは、とても嬉しそうでした。
そして「わたしも泣きたくなる」と言っていました。
「一番大事な人はおかあさん」と言ってくれた長女。
その長女も日々我慢してくれていることを忘れないようにしようと思います。
私もむねがいっぱいになりました。