深い森の中に親子のシカが住んでいました。ある晩、子ジカは流れ星を見つけ、その流れ星に誘われて歩き出し、見知らぬ世界へと迷いこんでしまいました。宇宙の神秘を美しい絵でつづる文字のない絵本。
美術界では大変人気のある若手日本画家の千住 博さんの文字のない絵本です。
文字がない代わりに、子ジカの現在地がわかるように、地図が描かれているのですが、星に導かれ、まるで子じかになって、自分自身が、冒険をしているかの様な気持ちになりました(o^_^o)
水面に写る満天の星に魅了され、流されるように町へ・・・・・・。
だんだんと夜が明けてくる景色に心を奪われ、旅にも疲れ、ちょっとしたホームシック(^_^;)家族の姿に安らぎを感じてしまいました。
絵を見て自分なりのストーリーを感じる素晴らしい作品でございました(o^_^o)
ワタクシは、自分が今迄生きて来て、好奇心で新しいものに触れ、この身で経験し、現在は、自分なりの安らげる場所であり、居場所がココで良いと感じられる様になりました。軌跡のお話として捉えさせて頂きました。お薦め作品です♪