ちいさいお子さんの中にもおばけファンはいますよね。
“こわいもの見たさ”さから思わず手を伸ばしてしまいそうなコワ楽しい作品です。
主人公のヒロシくんは、年に一度の神社のお祭りで、たこ焼きを食べていたら、ポロンとたこ焼きが飛び出して、ボールのように跳ねたたこ焼きを追いかけて、入って行ってしまったのが不思議な世界。
出てきます。出てきます。
怖いものがたくさ〜ん。
食いしん坊なおばけ・透き通った歌声のひとつめこぞう・おしゃれなゆうれい・献血好きなきゅうけつきetc,
学校嫌いながいこつの家庭を眺めて大笑い。
終盤のみんな揃って大パーティは、怖いと言うよりもなんか楽しそう。
怖がりな読者さんも、各見開きの主人公の名前の言葉遊びをしているうちに、コワイもの好きになってしまいそうです。
近々行われる地域市民センターでのお話会のブックタイムのために持参しようと思います。