話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島」 ママの声

光のうつしえ 廣島 ヒロシマ 広島 作:朽木 祥
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2013年10月11日
ISBN:9784062183734
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,491
みんなの声 総数 4
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 戦後25年当時の広島

    昭和40年生まれの私が子供の頃は、戦争や原爆をテーマにした優れた児童文学がたくさんありました。
    「ふたりのイーダ」「あるハンノキの話」「8月がくるたびに」など...。
    テレビでも、朝ドラで「藍より青く」「鳩子の海」など、戦時中の時代設定のものが多くありましたが、近年は8月6日当日になっても新聞のテレビ欄は通常の番組のままです。

    それは当たり前のことで、作り手の方に「体験」のある世代がもう居ないわけです。
    しかしこの作品の著者である朽木さんは、そこを「戦後生まれの私」が見聞きした広島という視点で、原爆を知らない世代にもすんなり受け取れる鮮やかな物語を紡ぎだしました。

    直接、業火に人が焼かれる場面や、やけどの皮膚に虫が湧くような酷い描写はありません。
    でも残された人たちの、後悔や悔しさから深い悲しみがちゃんと受け取れます。

    冒頭の「あなたは幾つ?」と知らない老婦人に急にまっすぐに問われる場面、そしてお母さんの「……誰かを捜しとる人が広島には今でも、えっと(たくさん)おられるからねえ」という言葉には、ぐいっと魂を掴まれた気がして、そこから一気に読み、またこれをきっかけに人生で1度は広島に行かねば、と思い立ち、小4?20歳の子3人を連れて家族修学旅行へも行ってきました。

    主に中学生向けかとは思いますが、難しい漢字には初出に必ず振りがながある(これはとても大事なことです)ので、小学校高学年から読めると思います。主人公の希美が6年生の夏から始まるので、親近感を持つのではないでしょうか。

    6年生の朝自習で本の紹介だけして、中学校に上がったら図書室にあるので手に取ってみてください、とお話しました。

    投稿日:2023/07/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 知ることから。

    親の世代も祖父母の世代さえも戦争や原爆投下について知らない、そんな子供たちが多くなってきた現代。
    もう知るすべは限られてきているのでしょう。
    そういう意味でも、こういう本はとても意義のある、多くの方に読んでほしい本に思いました。
    切なくて悲しくてやるせないのですが、知ることにより未来を担う者たちは、当時の方達の想いを未来に繋げていかないとと思いました。

    投稿日:2021/01/27

    参考になりました
    感謝
    0

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / とんことり / てのひらむかしばなし うろこだま / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット