「おむかえまだかな」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

我が家のこどもたちは保育園にかよっています。
なのでこの本の内容が本当に身近で、胸にじーんと響いてきました。
こどもたち、こういう気持ちで待っているのかな？
嬉しいような、やっぱり早くお迎えに行ってあげたいような。
ママがお迎えにきた瞬間の主人公の顔が子どもたちにかさなって泣きそうになった私なのでした。

図書館の新刊コーナーで見つけました。表紙の女の子の何とも言えない表情がとても印象的です。
舞台は夕方の保育園。カナちゃんは一人残ってしまったお部屋で、ママの帰りを待っています。そして、お迎えが遅いのはなんでだろう？電車が止まって、動物に押してもらってるのかな？などとあれこれ想像するんです。その想像力が豊かすぎて、思わず笑顔に。
娘たちが小さい頃、仕事帰りに急いで保育園に向かったことを思い出しました。働くお母さんはきっとキュンとなってしまうと思います。

私の子供たちは成人しているし、保育園ではなく
幼稚園だったのですが、
延長保育をお願いした時は
こんなふうに待っていたような気がします。
お友達がいたり　自分が先に帰るときは
気にならないのに最後になると
先生がそばにいてくださっても心細くなることも
あったと思います。
私が気に入ったのは
くまのぬいぐるみと一緒に待っている絵と
かなちゃんの様子がとても可愛らしくて。
くまのぬいぐるみにも表情があります。
次女もくまのぬいぐるみが大好きで
とても大切にしていて
私も子育てをぬいぐるみに助けてもらったような
そんな気持ちを思い出しました。
歳を重ねた私も絵本に癒されました。

今年から保育園に入った孫と重ねてしまいました。娘も仕事をしているので、園には、早朝保育と延長保育をお願いしてあるので、かなちゃんの気持ちを考えてしまいました。朝は、保育園には８時に娘が送って行って、帰りは今のところは、３時３０分までには迎えに行っているのですが、やっぱり延長保育はお願いしてあっても出来ないなあと思いました。かなちゃんの気持ちもそうですが、かなちゃんのお母さんの気持ちを考えるといろんなことを考えてしまった絵本でした。働くおかあさんには、ぜひ読んでほしい絵本です。