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宮沢賢治の絵本 カイロ団長」 みんなの声

宮沢賢治の絵本 カイロ団長 作:宮沢 賢治
絵:こしだ ミカ
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2015年10月
ISBN:9784895881340
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,885
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  • 宮沢賢治

    カイロ団長  宮沢賢治のお話です
    30匹のあまがえるはみんなで面白く仕事をしていましたが、ある日仕事を終えて帰るとき 「舶来ウェステキイ 一杯 二厘半」と書かれた 看板を見て、 みんな ごきげんで とのさまがえるの策略にはまり ウェステキイを何倍も飲んで ご機嫌でしたが・・・・・ とのさまがえるに騙され
    家来にされ 労働をさせられるのです
    カイロ団長と威張り散らします
    しかも重労働で  大きな石を運ばされ 死にそうになるのです
    そんな時 カタツムリのメガホンから 「王様の命令だ」 と聞くのです
    この王様正体はわかりませんが・・・・・
    王様の命令は
    1 人にものを言いつけるときは そのいいつけられる 目方で自分の体の目方を割って答を見つける
    2言いつける仕事にその答えをかける
    3その仕事をいっぺん 自分で二日間やってみる
    この通りやらないものは 鳥の国へ引き渡す
    このような王様の命令で  あまがえるたちで算術のうまいカエルが計算しました
    そんなわけで カイロ団長と威張っていたとのさまがえるは 大きな石を運ぶ羽目に・・・・
    さあ今度はとのさまがえるが死にそうに、あまがえるたちが優勢になりました
    しかし  またもや 王様のご命令「すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かあいそうなものである。 けっして憎んではならん」
    このめいれいは あまがえるたちは しにそうなとのさまがえるを助け そしてまた 今まで通り 愉快に仕事をするjことができたのです

    宮沢賢治は こうした考え方を教えてくれていました

    今の時代でもブラック企業と言われて 非常に過酷な労働を課せられている人がいますから この教えを守れば不幸な自殺者も出ないのではと思いながら読んでいました
    こしだみかさんの絵はすごくよかったです!

    投稿日:2018/07/11

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  • とのさまがえるの悲哀

    実直なあまがえるたちを、酒を使って自分の支配下に置こうとした、とのさまがえるの悲哀の話というのでしょうか。
    搾取する側、搾取される側の図式が王様の気ままな勅令で振り回されるユーモラスなお話ですが、宮沢賢治なりの理屈っぽさでまとめられています。
    カイロ団長と名乗ったとのさまがえるのユーモラスな絵に惹きつけられましたが、振り回されるあまがえるたちはちょっとかわいそうです。
    それでも、ダウンしてしまった団長をいたわるあまがえるたちは素晴らしいですね。

    投稿日:2022/11/10

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  • 意味はなんとなくしか分からなくても

    タイトルに惹かれたようで、図書館で借りたものの、中を見ると小さな字が並んでいたため、読み聞かせしてあげました。
    普段使わない言葉の言い回しだったりしてどうしても読みづらかったり、息子も1度読んでもらっただけでは、このお話を深くまで理解はしてないでしょう。
    でも、最後までしっかりと文字を追って聞いていたし、子供の視点から面白いシーンもあったようです。
    1番印象的なのがアマガエルの名前です。2人で笑ってしまいました。

    投稿日:2017/04/18

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  • どちらの立場にもなるかもしれない

    トノサマガエルがどうしてこんなことをしてしまったのかを想像できる一文が、大人になってから染み入りました。
    明日から仕立て屋をやります…
    仕事で、偉いかえるのための服を仕立てたのでしょう。
    そうして、そんな服を着てみたくなって、自分用にも仕立ててみて、着てみたら偉くなりたいきもちがおさえられきれなくなって、小さなアマガエルを相手にいばり散らしてみたくなったのでしょう。
    人は、ちょっとしたことがきっかけで傲慢になってしまうような、かなしい弱さを持っています。それを知った大人になってから、改めて印象深い作品になりました。
    こしださんの絵が、そんな薄暗い感情を彷彿とさせてくれるように感じました。

    投稿日:2016/01/05

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