表紙の絵の色彩を見て、既視感がありました。
マーカス・フィスター・・・、あ、『にじいろのさかな』の作者ですね。
実は、その代表作の原点にもなった作品だそう。
その独特の色彩、繊細な心の動き、思わず納得です。
夜行性のフクロウ、ふくろうちゃんのエピソード。
夕方になって起きる時間にもかかわらず、ねぼすけのふくろうちゃん。
すっかり出遅れて友だちとも遊べなくて、人間の子どもを深夜に訪ねてしまうのですね。
でも、活動時間が違うから、すれ違いになるので、
何とか編み出した交流が素敵です。
ふくろうの絵を描いた凧って、ナイスアイデアです。
考えてみれば、ふくろうちゃんからして、かなり奇抜な色彩のフクロウですが、
違和感がないのが不思議です。
特に、光るような眼の色彩が印象的です。
小学生くらいからでしょうか。