森の中で 迷子になったイノシシの赤ちゃん
(うりんこ)を見つけた まゆ。
元気のないうりんこを 母親代わりのようにお世話します。
シロツメクサと ムラサキツユクサと
ハルジオンのお花…のサラダを作って食べさせたり、
お腹いっぱいになったうりんこを
おんぶして寝かしつけたり…
まゆが サラダを作っている場面では
緑の草原の香りがしてきそうでた。
富安さんのお話と降矢さんの絵が
とってもピッタリなんです。
まゆとうりんこが さんざん遊んだ頃
お母さんが うりんこを迎えに来ます。
大迫力☆のお母さんです(笑)。
見てのお楽しみ♪の場面ですよ。
子供の3大欲
(食欲・睡眠欲・遊びたい欲…勝手に作りました 笑)
の場面が描かれ
そして 最後は きっちりお母さんの胸に帰る☆
…という チビッコ達にとって
これ以上無い程の 至れり尽くせりの魅力的なお話。
もう直ぐ年が明け 干支もイノシシに移ります。
時節柄 ピッタリの絵本ではないでしょうか。
最後になってしまいましたが
このお話の中では
まゆが お母さんの気持ちを考える場面があります。
(お母さん…)って何回か立ち止まり考える場面は
読んでもらっているチビッコ達にも
そんな時間をもたらせてくれそうです。