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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

やさしいライオン」 ママの声

やさしいライオン 作・絵:やなせ たかし
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\968
発行日:1982年
ISBN:9784577003022
評価スコア 4.76
評価ランキング 729
みんなの声 総数 74
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59件見つかりました

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  • アンパンマンだけと侮ってました…!

    • もももももさん
    • 30代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子3歳、男の子0歳

    「やなせたかしさん…?アンパンマンの作者でしょ?」
    とあなどっていた私…!バカでした!!!!

    きっと、ほのぼのほんわかする話だろう…と思って、読んでたのですが、何とも切ない話で…。
    ブルブルとムクムク…。ライオンと犬で、種類こそ違えど、心はしっかりとつながっている…。そんな親子の愛や絆について、とても考えさせられる絵本でした!

    息子も神妙な面持ちで聞いていました。

    投稿日:2009/11/18

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    5
  • しばらく頭からはなれませんでした

    • みくみく さん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 女の子4歳、男の子3歳

    5年ほど前に市役所に置いてあり
    やなせさんの可愛い絵に惹かれて
    書類待ちしている時に読んで
    泣きそうな顔で書類を受け取りました

    はじめはブルブルが何故ブルブルと言う名前なのか
    ムクムクの名前が何故ムクムクなのかから始まった気がします

    やっとの思いで会うことの出来たブルブルとムクムク
    ムクムクは年老いていました

    年老いた 母の思い 母への思い・・・

    ブルブルが何故 逃げ出したのか
    ブルブルは見た目はライオンだけど
    優しさと一途さしか持っていない 
    それを知っていたら誰もブルブルに銃をむけたりはしない

    絵本の中でブルブルに銃を向けてる人たちは
    自分達は正しいと正義感を持ってしていることで・・・・

    心と現実の両方を考えさせられました
    子供達が大きくなったら読んであげたい
    今でもそう思っている1冊です。

    投稿日:2011/04/13

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    4
  • 人間のエゴが導いた悲劇

    • オユマーさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子3歳

    ライオンの子ブルブルは犬のムクムクに育てられます。たとえ本当の親子でなくても、そのまま平和に暮らす道もあったはず。なのに人間のエゴで引き離された上、最後は銃を向けられて・・・。人間の目から見ると、逃げ出したライオンは獰猛で怖いけれど、ブルブルとムクムクの立場から見ると、人間は何て残酷な生き物なんだろうか、と思わずにはいられません。ブルブルとムクムクの愛くるしい表情を見ていると、どっちが人間らしいんだろうとか、どうして人間は愚かなのだろうと、いろいろなことを考えてしまいます。
    子供向けの絵本なのですが、読みきかせている親の自分の方が、いろんなことを考えさせられてしまいました。
    子供たちはどこまで理解して読んだかは分かりませんが、この絵本ももう少し大きくなってからまた読ませたいなと思いました。
    やなせさんの絵本はアンパンマンのイメージだけで手に取ると、よくも悪くもその大きなギャップに驚かされます。

    投稿日:2010/02/15

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    3
  • すごく考えさせられます

    犬のムクムクに育てられたライオンのブルブル。
    優しいライオンに育ってムクムクと幸せに暮らすとおもいきや
    ブルブルは都会の動物園へと連れられて行き、
    二人は離れ離れにさせられてしまう。
    そしてブルブルが動物園を脱走したとき人間達はライフルを持って探し回る。
    種族を超えた愛情を持ったふたりを人間のエゴで引き離しておきながら また危害を加えようとする。
    今生きている世界をあたかも我が物かと履き違えがちな人間達の身勝手さに悲しい気持ちになりますね。
    アンパンマンで有名なやなせたかしさんの動物達への愛情が伝わってくるようです。

    ピンク色の背景に切なそうな笑みを浮かべるムクムクと
    無邪気に寄り添うブルブルの様子が描かれている表紙。
    お話の全てが凝縮されていると思います。

    投稿日:2007/05/01

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    3
  • せつない・・・

    娘とやなせたかし展に行き、売店で購入した絵本です。
    その頃アンパンマンにはまりまくっていた娘ですが、他のアンパンマン絵本にはなぜか見向きもせず、「これ読んで」と持ってきました。
    まだちょっと難しいかな、と思いましたが、お店の人に「この本、とっても悲しいお話だけど、いいですよ」と勧められたので購入しました。

    帰宅して読んでみると、悲しくて切ない・・・
    犬とライオンだけど、お互い母と子を想う気持ちであふれています。

    このお話の意味を理解しているのかは不明ですが(犬とライオンがかわいい、というだけかもしれませんが)、娘はこの本がとにかく気に入ったようです。
    自分なら店頭に並べられていても選ばなかったかも知れませんが、子供の心に響く何かを、やなせさんは持っていらっしゃるのかも知れません。

    大切にとっておきたい1冊です。

    投稿日:2011/11/29

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    2
  • やなせたかしさん

    犬のムクムクに育てられた、ライオンのブルブル。
    ムクムクと幸せに過ごせるはずが、ブルブルは都会の動物園へ送られ、二人は離れ離れになってしまいます。
    ブルブルが動物園を抜け出し、年老いた母の元に駆けつけた時、人間たちはライフルを向けるのです。
    人間の身勝手さを感じて、悲しくなりました。
    やなせたかしさんの作品は、アンパンマンだけじゃないですよね。
    特にやなせさんの詩が好きです。

    投稿日:2020/04/07

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    1
  • もうだめ!泣いちゃう!

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    歳を取るとダメですね、涙がぼろぼろ出てきちゃって…。自分の子供でも無い子供を自分の子供のように育てるって、本当に凄い事だと思うんですよ。それだけでも凄い事で、十分泣けてくるのに、結末がまた悲し過ぎる。やってくれますね、やなせ先生…!

    投稿日:2017/11/17

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    1
  • 涙です。。。

    あんぱんまんで有名な「やなせたかし先生」の絵本です。
    とても感動的な内容で,涙なしでは読めません。
    親子の絆,親子の愛,考えさせられる深い絵本です。
    子供はもちろん,親である大人に読んでほしい絵本かも知れませんね!
    絵も温かく優しく素敵でした。

    投稿日:2015/01/30

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    1
  • あんぱんまんで有名なやなせたかしさんの作品です。優しいタッチで描かれた親子の物語。血は繋がっていなくても愛情たっぷりに育て育てられ、絆はいつまで経っても消えることはないのですね。

    最後の展開に娘は、「もしむかえにいかなければころされなかったかな」「でもムクムクは弱ってたからいかなかったらもう会えなかったかな」などと、どの選択が良かったのかと一生懸命に考えていました。答えはもちろんありませんが、人間のエゴがこのような悲劇を生んだことは間違いなく、とても悲しく切なくなりました。

    投稿日:2021/09/14

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    0
  • 善とは何か

    やなせたかし先生が最近好きで、子供はアンパンマンを、私はそれ以外の絵本を選んで読み聞かせしています。やさしい犬に育てられたライオンは優しく育ちますが、母犬とは離れて暮らすことに。けれど、もらった優しさはいつまでも残るのですね。ライオン=人間を襲うもの=逃げ出したら殺さなければならない、人間の勝手な都合でやさしいライオンは殺されてしまいます。善とは何か、を考えさせられる絵本でした。

    投稿日:2020/10/21

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