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宮沢賢治の絵本 どんぐりと山猫自信を持っておすすめしたい みんなの声

宮沢賢治の絵本 どんぐりと山猫 作:宮沢 賢治
絵:田島 征三
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2006年10月
ISBN:9784895881135
評価スコア 4.69
評価ランキング 1,965
みんなの声 総数 44
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  • 勢いにすいこまれる〜! 受賞レビュー

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子6歳、女の子2歳

    ある日、おかしなはがきを受け取った一郎。
    彼は山猫裁判に召集されたのです。
    そこではたくさんの金のどんぐりたちが
    誰が一番かで揉めているのでした。

    文字だけでもドキドキワクワクの宮沢賢治の童話、
    それに田島征三さんの力強いタッチの絵がつきました。
    流れるような草木やワーっと集まるどんぐり、
    山猫のその口!
    見ているとその勢いにすいこまれそうになります。
    独特の絵とお話に魅了されました。

    気になるのは、どこもかしこも不思議な中で
    どこか生真面目に扱われる、召集はがきの描写。
    一郎がそれに関して最後にちょっと後悔もしているため、
    切ない余韻としても残ります。
    メールでやりとりしてばかりの今、
    彼らが文章や文字の扱いで、一喜一憂したりする様子が
    興味深く、愛おしいですね。

    シンデレラのように
    魔法の時間はフッと終ってしまいます。
    馬車が一郎の家についたら、
    山猫らは消えてしまい、金のどんぐりも茶色に。
    秋には必ずどんぐり収集家、
    そんな娘は特に残念そうでした。
    そして、
    「金色だったのは光のせいだったんじゃない?」と。
    そうだね、山猫らがいたのは、
    眩い光の指す、特別な場所だったのかも。
    最後のページ、
    ますの中のどんぐりを覗き込む一郎を見て
    それが輝いていた時間を一緒に想ってしまいました。

    子どもの大好きなどんぐりや猫がでて、
    絵にも強烈なインパクトがあるので
    低年齢からでも読ませやすいと思います。
    秋を感じながら読むのにぴったり。
    親子で楽しめる、ユニークな絵本です☆

    投稿日:2015/09/29

    参考になりました
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    2
  • ユーモアたっぷり!

    古典的な童話には難しい言い回しやことばがたくさんですが
    こちらのお話しはわりと分かりやすく書かれています。
    挿絵も田島征三さんの担当とあって、ダイナミックで
    自然界ののどかな雰囲気も感じられたりします。

    さて、お話しですが
    宮沢賢治さんお作品の感想には娘が大ファンだと言うことを
    必ずっていうほど書き込んでますが
    こちらは、今まで読んだ作品に比べると、とても子供の世界に近く親しみさえも感じたようです。

    娘の目に止まったのは“どんぐり裁判”どんなじゃ?って私たちも思いますね?
    それから何かしらとてもワクワクしてきますね☆〜(ゝ∂)

    そのワクワク感を一郎くん(多分娘の年齢と変わらないかな?)のもとに届いた
    おかしなはがき。そのはがきは山猫裁判長からのはがきらしく
    「めんどうな裁判しますから・・・」なんて書かれてるのです。
    ね?その先をどんどん読んでみたくなっちゃうでしょう?

    どんぐり裁判って?山猫裁判長って?面倒な裁判って??

    そんな一郎君を通して、子供目線たっぷりに描かれたこのお話しに
    娘も吸い込まれるようにして一気に読んでしまいました。

    裁判での一郎くんが思いついた判決もユーモアがあって
    笑っちゃいました (^◇^)
    でも、そのユーモアな判決にもいろんなメッセージが込められてるようで娘も感心してました。
    読後に、「やっぱり賢治さんってすごい作品書いてるな〜」
    なんておませなこと言ってましたね〜
    でも、幻想的な物から子供目線に寄り添える作品まで
    幅広い感性が宮沢賢治さんの魅力であり、人気の秘密なんでしょうね!

    ますます集めてみたい!宮沢賢治作品♪って思いました。

    投稿日:2007/05/07

    参考になりました
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    2
  • 迫力がある 受賞レビュー

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    宮沢賢治の作品はいろんな方によって作品化されていて
    それぞれどの本がいいのか甲乙つけがたいところですが、
    私なりに「この物語はこの絵で」という風にこだわりを持って揃えています。
    「どんぐりと山猫」はこの絵がしっくりきました。

    ネコの絵に迫力があり、なんとなく荒いタッチな感じがお話の世界に
    入り込みやすいです。

    宮沢作品はなんとなく悲しく切なくなるようなお話も多いのですが、
    どんぐりとヤマネコは安心して読める一冊のように思います。

    投稿日:2014/06/30

    参考になりました
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    1
  • ぜったいお勧め☆

    迫力のある絵、サイコーです。
    宮沢賢治の作品でも愉快で楽しいこの作品、
    いちろうや、やまねこの表情に息子と引きつけられ
    一気に読み上げました。

    さすがです。

    たくさんある宮沢賢治作品の中で
    この1冊を選んだのは、絵本の大きさとダイナミックなこの絵に惹かれたから。

    ずっと手元に置きたい宝物の1冊になりました。

    投稿日:2009/12/28

    参考になりました
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    1
  • 絵に動きがあり迫力を感じました

    田島征三さんの絵が動きがあり迫力を感じました。

    前は高畠純さんの絵でしたが、絵が変わるとまた雰囲気が変わるなあと思いました。

    やまねこが「だまれ」という場面は、山猫のアップなので、迫力を感じました。

    このお話も読むたびに、宮澤賢治らしいとお話だなあと思います。

    きのこがしゃべったりどんぐりがだれが一番か競ったりと、とてもユニークだなあと思います。

    他にも絵本があるようなので、ぜひ読み比べてみたいです。

    投稿日:2009/10/23

    参考になりました
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    1
  • 秋にぴったりな絵本。

    秋に読みたい、秋にぴったりなそんな絵本です。
    秋の日の不思議な1日が描かれています。
    どんぐりは子供達にとっても秋の定番なので、親近感を抱きやすいのではないでしょうか。
    山猫ってどんなだろう?怖いかな?
    と、読み手もドキドキすることでしょう。

    投稿日:2020/11/05

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    0
  • おもしろい!

    なんといっても目を引くのは表紙の大きなねこ!宮沢賢治作品が大好きな息子が食いつかないわけがない!(笑)お話自体も子どもたちが興味を持ちそうなユーモアたっぷりの内容で、飽きることなく最後まで楽しんでいました。6歳の息子にはちょうどよい長さで、絵もインパクトがあってぴったりマッチしています。おすすめの1冊です♪

    投稿日:2015/10/14

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  • なかなか楽しめます

    この本なら小学生くらいでも十分楽しめると思いました。まず、絵の迫力が凄く、この本の特徴をとてもうまい具合に表現しています。この絵があるからこそ、この本に迫力が出ていると思います。ユーモアたっぷりで次から次へと読み進めて行きたくなる、そんなたのしい本だと思います。プレゼント等にも、絶対に喜ばれると思います。

    投稿日:2015/10/07

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  • インパクトある山猫の表紙

    有名なお話ですが、この絵本は絵がとてもダイナミックですばらしいです。
    「どんぐりの背比べ」ということわざがありますが、まさにそのどんぐりたちが「おれが一番だ!」と優劣をつけたがって裁判官(?!)である山猫が困りはててしまうお話。

    そこで一郎がはなった言葉で、どんぐりたちがだまってしまい大団円となるのですが。。。

    大人も考えさせられる深いメッセージ性をもった傑作です。

    投稿日:2015/10/05

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  • これは楽しい!

    宮沢賢治さんの本は色々と有りますが、私のお気に入りは、この絵本です。内容が子供でも楽しめて、一度読み始めると止まらなくなる、お菓子で言うとかっぱえびせんのような、そんな存在の本です。続きが読みたくて、仕方がなくなる本。だと思います。絵がまたこの絵本にとてもよくマッチしていて、この本の良さを引き立ててくれていると思います。楽しくてワクワクする、そんな素敵な本です。

    投稿日:2015/10/03

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