漂流物」 みんなの声

漂流物 作・絵:デイヴィッド・ウィーズナー
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:2007年05月
ISBN:9784776402381
評価スコア 4.78
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みんなの声 総数 45
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  • すごい防水カメラ

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳

    あ〜ウィーズナーだなぁ…
    リアルであってあり得ない。

    今回は海からの贈り物ですね。
    この漂流物を拾う全ての子供たちが、その意図するところを
    理解できている。というか次につなげられる子にしか
    見つからないんだろうなぁ、と考えました。

    海の住人たちがみんなユーモラスで、見ていて思わず笑みがこぼれて
    しまいました。
    まだまだ人間の未知の世界はあるのだから、この作品のような
    世界が本当にあるかも知れませんね。

    海底の町並み(?)の街灯がジャポネスクで、ひょっとして竜宮城
    をイメージしたのかしらなんて勝手に想像してしまいました。

    海無し県に住んでいる事が、ちょっとうらめしいです。

    投稿日:2010/06/23

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  • カメラが写した時空

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    大人向けの絵本としてセレクトしてもらった作品。
    浜辺で遊んでいる少年が、漂流物である古いカメラを見つけます。
    中のフィルムを現像すると、そこには不思議な海中の様子が。
    さらには写真を持つ子どもの姿が写った写真があるのですが、
    その子どもも写真を持っていて・・・。
    場所も様々ですが、時空も超えているような。
    もちろん、少年のとった行動は共感できますね。
    『かようびのよる』の作者による文字の無い絵本です。
    妙にリアリティがある絵なので、現実と幻想が交錯する
    何かしら不思議な余韻が残る読後感でした。
    これはやはり、じっくり手にとって読んでいただいた方がいいかもしれません。

    投稿日:2010/05/24

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  • 漂流物

    文なし絵本なだけに、イマジネーションがどこまでも膨らんでいく絵本だと思います。
    海岸でふとひろった水中カメラ。
    入っていたフィルムを現像してみたら出てきた不思議な世界。機械でできた魚、人魚、次々と海の中の不思議な世界が写っている。だれが撮ったのでしょう。
    いろんな生物によってカメラが海の中を次々と移動していく。
    写真の世界と、イメージの世界がからみ合って見る人の想像力をかき立てます。
    そして、もう一つ現れた人物写真。写真の中に写真があって、その写真の中にも写真があって、すっと辿っていくとカメラを手にした人間が判る仕組み。
    いろんな国をたずね歩いたのだと判ります。
    この少年、自分も記念撮影してカメラを海に戻します。
    そしてまたカメラが旅をしていく。
    絵の中にちょっと富士山の描かれた浮世絵調の絵が一枚あるのも楽しい。
    見直すたびに新たな発見があるような絵本です。
    どうしてこの少年は顕微鏡や双眼鏡,虫メガネを持って海にいたのでしょうか?
    見ていくとカラクリがあるんですね。
    顕微鏡や双眼鏡がなければ人物をたどれなかった。

    ただ、この絵本言葉がないだけに、英語と日本語表示に直された部分があって、少し違和感をおぼえました。
    すべて原作通りでも違和感なく楽しめる絵本だと思いました。

    投稿日:2010/01/25

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  • リアルな世界とふしぎな世界

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    中学生の方は「すごい!」といっていました。小4の下の子はちょっと魚の絵が怖かったそうです。(たぶんリアルすぎてかな〜)
    文章らしい文は1文もありません。絵だけで見せてくれる絵本です。
    海辺でふじつぼがこびりついている古いカメラを、少年が見つけたことからこの物語は始まります。

    ページ数はそれほどありませんが、細部までこだわりを持って描かれているのが、読むとよくわかります。
    リアルな部分、謎かけのような写真、そして、後半の海の中のふしぎの世界の部分。
    それぞれが違和感なく魅せられていて、すごく良かったです。

    文章がないので、読み語りなどで使うよりも、子どもたちに紹介するなら、ブックトークがいいと思います。
    うちの子の反応を見ると、低学年より高学年向きです。好き嫌いがはっきりです作品かもしれませんが、個人的にはお薦めの1冊です。
    そして、どちらかというと夏向きの絵本です。

    投稿日:2009/12/09

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  • 見るたびに発見がある

     少年が、海辺でカメラを拾う。現像してみるととても興味深い写真ができてくる…
     この絵本には、文字はひとつもありません。とても写実的な絵は、読む人を本の世界に引き込んでくれます。目を凝らしてみてみると、不思議な生き物がいたり、見れば見るほど発見があります。
     一瞬、現実の世界と架空の世界の境目がわからなくなります。
     大人も十分に楽しめると思います。海辺に出かける前に読んでみてください。

    投稿日:2009/06/18

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  • 子供の頃のワクワクドキドキ感

    息子が大きくなったら読ませよう、という名目で自分のために購入しました。写真の中の写真の中の写真…の中の世界、海の神秘、ボトルレターといった自分が小さい頃にワクワクドキドキしたもの達が詰まっていて、この本を読むと童心に還り、息子の気持ちに少し近づける気がします。文字がないのですが、海中にいるような気分にひたれて、その点も好きです。お子さんにはもちろん、お父さんお母さん方にもおすすめしたい本です。

    投稿日:2009/04/24

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  • 好奇心と行動力

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    この本を読んだあとに思いました。
    好奇心と行動力のある人は、より人生を楽しいものにできるのではいかと。

    浜辺に打ち上げられた古いカメラ。
    それを手にした少年は中のフイルムを現像します。
    このフイルムに入っているものは何か知りたいという好奇心。
    そして、現像しに行く行動力。
    これがあったから少年は不思議な世界を覗くことができたのです。

    フイルムの中には今まで見たことのない光景があります。
    でも、そんな世界が本当にあるのではないかと想像するとまた楽しいですね。
    子供だったら、もっともっとその世界を広げることができるかもしれません。

    中身を知ったこの少年の次の行動。
    ワクワクのバトンタッチがとても素敵です。

    投稿日:2009/03/22

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  • 予想以上でした

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子17歳、男の子14歳

    いやぁ〜海の漂流物らしいと表紙から、海岸に落ちているものの中に何かがあるのではと思っていましたが、得体のしれないカメラとは・・・
    文字が一つもないのに、波の音とか、息を飲む音とかも聞こえてきそうで、イラストの躍動感と迫力に圧倒されました
    それにしても摩訶不思議な世界「海」の深さを感じずにはいられない絵本ですね
    顕微鏡を持参していたことは分かっていましたが、子供が写っている写真の真実は、子供によって受け継がれていくのかなぁなんて、歴史まで思わせてくれる壮大なお話でした
    小学生から大人まで楽しめると思います

    投稿日:2009/01/31

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  • 私の知らない世界!?

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    以前に「かようびのよる」を読んで面白かったので、それ以来この作者の本を読むようになりました。
    今度の舞台は海。
    漂流物とはうまく考えるなあと関心してしまいます。
    絵本を見ながら、自分の頭の中にも小宇宙が広がって、とてもおもしろかったです。
    またまたほかの作品も読んでみたくなりました。
    子供は、読み終わってからみたい場面をもう一度見ていましたね。

    投稿日:2008/12/10

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  • わたしも・・・

    • みぽみぽさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子13歳、女の子9歳、女の子4歳

    とても色鮮やかでキレイな絵本の世界です。
    子どもたちには、言葉を大切にしてほしいと願っている母なのですが・・・。
    この絵本には 文字が1つもありません。
    それでも、この絵本には母自身とっても惹かれますし、子どもたちが引き込まれるのもとっても自然なことだとしみじみ思いました。
    一言の説明もないのに・・・ものすごく世界が広がっていくところ。この絵本の奥深さ・力強さが表れているんじゃないかなぁ・・・
    なんて思います。
    そして最初は何の気なしに一緒に絵本を眺めていた娘も一緒に写っているカメラがポイントなんだと気がついた時、
     「わたしも してみたい・・」
    と言い出しました。ひきこまれ、きっとこの絵本の中の世界へ娘も入っていきたくなったんだろうな・・・。

    投稿日:2008/11/09

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