みんなのベロニカなかなかよいと思う みんなの声

みんなのベロニカ 作・絵:ロジャー・デュボアザン
訳:神宮 輝夫
出版社:童話館出版
税込価格:\1,430
発行日:1997年
ISBN:9784924938731
評価スコア 4.19
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  • 切なくて・・読後感は爽やかです。

    • ぶんぶんぷんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子 14歳、男の子 11歳

    かばのベロニカが新しい農場にやってきました。はらっぱや小さな池、動物たち。新しい環境に喜ぶベロニカですが、先住の動物たちは意地悪です。誰とも口をきかない日を過ごした後、元気をなくし姿を見せなくなるベロニカ。動物たちは、急にベロニカのことが気になり、世話を焼き始めるのです。
    本当はベロニカの姿を一目見た時から、興味しんしんなのに、素直になれなかったのだと思います。そんなことって、子どもの頃経験したようだと思いながら読みました。今の子ども達も同じようなことを経験しているかもしれません。教訓めいた物語には心を閉ざしてしまうかもしれないけれど、動物たちの悪気はなくても誰かを傷つけてしまったり、いけないと気づいたらすぐ行動にうつしたり、そんな様子から、友達づきあいで大切な何かを感じ取ってもらえればいいなあと思うのです。
    物語のおしまいは爽やかで、明るくて深みのある絵も、ベロニカの切ない経験を少し和らげてくれるように思います。

    投稿日:2011/12/19

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  • こういうことをされたら、

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    最後はほっとしますが、
    それまでは牧場の動物から
    意地悪なことを言われたり、
    無視されたりして、
    カバのベロニカは具合が悪くなります。

    正直、読んでいて嫌な気持ちになります。
    動物たちの仲間に同調して
    調子のいい言動には
    リアルな人間社会を見ているようで。

    でも、こういうお話から
    子どもたちはこういうことをされたら、
    傷つくっていうことがわかるのかもしれませんね。

    投稿日:2021/01/19

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  • 私は好きではありません

    このお話のテーマは「仲間はずれ」?

    それとも「新しいトモダチ」?

    このお話はある農場にいろんな動物がいてみんな仲良し。

    そこにあとからきたベロニカをどう受け入れるか・・といったお話。

    あとから来たものを受け入れない。

    新しいスタイルを受け付けない。

    職場や学校に置き換えてしまうと、とてもイヤなことです。

    そういったお話はとてもイヤでした。

    新しいものとどう付き合うか、、そんなに構えることでしょうか。

    受け入れる姿勢、受け入れるスペースを

    もたない方にはおそらくこのお話、響かないと思います。

    私は都合のいいお話の終わり方を残念に思いました。

    投稿日:2014/06/10

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  • 友だちになるって

    新しい場所に来たほうもですが、受け入れるほうも、今までの環境が変ることに敏感になってしまいます。
    仲間同士の平和な状態を、新しくきたものに崩されるのではないかと不安感があると思います。
    きっかけさえあれば、分かり合えるし、友だちにもなれるんですね。

    農場のみんなに無視されて悲しみがだんだんと募っていくベロニカの心情を、具体的に書かれていないところがいいです。
    だんだんと元気が無くなっていく様子だけを書かれているので、ベロニカの悲しみがより伝わってきます。

    全部の絵がカラーだったらいいのにと思いました。
    あざやかな色合いではないですが、安心して見れる絵です。

    投稿日:2014/03/12

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  • 相手のよさを見つけあおう

    農場にやってきたかばのベロニカ。この農場には、「がちょうのぺチューニア」もいます!

    そのほかにも愉快な仲間がいっぱい。でも、みんな、ベロニカのことを「農場のだれとも にていません。ここへ くるなんて、おかどちがいですよ」と、受け入れてくれません。ひとりぼっちのベロニカは、だんだんつまらなくなり、食欲もなくなって・・・。

     最後は、みんなに自分のよさをわかってもらい、「とびきり おおきな かばわらい」をして、みんなの輪の中に入っていきました。娘もうれしくなって、いっしょに「かば笑い」。

     外見だけでは伝わらない、その人なりのよさをみんな持っているんですよね。子どもには、相手のよいところをたくさん見つけられる子になってほしいな、と願っています。

    投稿日:2010/09/22

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  • 仲間外れの寂しさが理解できます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    がちょうのペチューニアシリーズで知られるロジャー・デュボアザンの1962年の初版の作品です。
    舞台は農場で、かばのベロニカがやってくるシーンから始まります。

    でも、他の農場にいる動物たちが違和感を覚えたように、農場にかばは確かに何故?って思ってしまいます。
    そのベロニカを、農場の動物たちは無視してしまい、ベロニカは食欲も無くなり、元気をなくしてしまいます。

    これって、学校の縮図そのものですよね。
    仲間外れにすること、されることの寂しさが十分に伝わってくることでしょう。
    でも、徐々に動物たちは、ベロニカを認めていき、最後には皆で仲良くなるというお話です。

    馴染みの動物たちが多く登場するし、その描写も丁寧なので安心して読み聞かせできる絵本だと思います。
    動物の会話が多いので、感情移入してしまうケースが多いかも知れません。

    投稿日:2008/09/07

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  • これはかばのベロニカが農場にきた話なのだけど、実際これは農場じゃなくて、学校とか仕事場とかにもあてはまる物語ですね。かばのベロニカは農場にきて最初気に入りますが、農場の動物たちは日頃みなれていないかばという動物がきたので、どう対処したらいいかわからなくて結局無視という形をとります。みんなから無視されたベロニカは元気をなくしていきます。普通ここで実際の世界では引きこもりとかなるのだけど、他のどうぶつたちはベロニカのことが気になって、いろいろ食物を与えたりしてベロニカが元気になり、みんなと仲良くなるところで終わります。
    わたしみたいに教育的に解釈するのは邪道かもしれませんが、大人の目から見るとそうなってしまうのです。姪っ子に読ませてあげると、私も農場で遊びたいといっていました。

    投稿日:2007/07/20

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