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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ああ・たいくつだ!」 ママの声

ああ・たいくつだ! 作・絵:ピーター・スピア
訳:松川 真弓
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1989年
ISBN:9784566002821
評価スコア 4.37
評価ランキング 14,663
みんなの声 総数 18
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  • あっけにとられる制作のプロセス

     見返しにも扉絵にも、退屈そうな10歳前後の双子の男の子たちが描かれています。
     遊べるものはもう遊び尽くしたという感じ。
     「なにかしなさいよ!たいくつだなんて、なにいってるの!」と忙しそうなおかあさんの叱責で、外へ出た双子。
     納屋に行き、何かを作る事に……。

     大きなプロペラが目に留まり、遠大な計画が…。
     材料は、手近なところから調達し、作り方のヒントになる本を読み、ずんずんずんずん進みます。
     ページを捲る毎にあっけにとられる制作のプロセス。
     完成形が想像できる段階で、「え゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
     そして、試運転で大爆笑。
     復元作業で、改めて「そうかここに使ったのか〜」と前へページを戻す息子。
     
     「たいした、むすこたちだ!」
     「りこうよねえ!」
     の両親の会話に、私も「ほんと!」と同感でした。

     退屈結構!
     退屈こそ、こどもたちの可能性を伸ばしてくれる宝物なのかもしれませんね。
     出来合いの遊具を与えるばかりじゃ、想像力も創造力も花開かない。

     「よしっ、書籍類以外を一時撤去してみようか!」とこの作品を読み大爆笑の夫の感化された一言に、私はまた大笑い。

     それにしても、ラストの彼らの部屋に貼られているスペースシャトルの写真が不気味ですねぇ〜。
     次回作は、……(笑)。

    投稿日:2010/03/27

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  • いないところでは褒めている

    タイトルに惹かれて、手に取りました。
    たいくつしている双子の男の子。
    納屋でプロペラを見つけ、飛行機を作り始めます。
    本で飛行機の構造を調べ、家のあちこちから材料を調達してきて…
    ピーター・スピアの細かく描きこまれた絵で、兄弟たちがどんな作業をしたのかがよくわかります。
    子どもたちには怒るのに、いないところでは褒めている両親が素敵でした。

    投稿日:2021/01/15

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  • もう一回!

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子3歳

    「え〜」って言いながら、大笑いの息子たち。
    読み終わると、すぐに「もう一回!」
    何度読んでも面白く、子どもたちは憧れたようです。

    いつも親がお出かけや本とかを与えるんじゃなく、
    こんなふうに退屈が子どものためには必要なんでしょうね。

    それにしても「たいした」こどもたちで、
    もしこんなことされたら怒ったらいいのか、
    感心したらいいのか。

    投稿日:2019/04/29

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  • すごいな

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    3歳と5歳の子に読みました。
    たいくつしている2人の男の子たち。
    たいくつしていた彼らが始めたことは、なんとひこうきづくり!
    材料集めの様子があらあら。ですが、すごいなと感心しました。親の気持ち分かります。

    投稿日:2016/10/10

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  • 幼少期は電車一辺倒でしたが、5歳をすぎて飛行機が好きになってきた息子。
    飛行機を作る兄弟の話ということで借りてきました。

    退屈で散らかった部屋でぐーたらしている双子の兄弟。
    お母さんに叱られて、渋々外に出ると、
    納屋でプロペラを見つけました。
    家の窓や扉、フェンス、椅子、車のエンジンなどなど、
    家にあるものを片っ端から飛行機の材料にしていきます。
    そしてほんとに空飛ぶ飛行機が出来上がりました。

    飛行機が飛ぶシーンで息子は、
    「すごいよすごいよ。ほんとに飛んだよ」と歓声を上げました。
    こんな子どものように本気でモノづくりする子どもに成長してくれるといいなあという願いを込めて読みましたが、
    飛行機ができあがる過程がちょっと安易すぎたかも。

    息子は、飛行機の仕組みに関する図鑑も読みあさり、
    この程度でほんとに空飛ぶ飛行機ができないことを既に知っています。
    ライト兄弟の簡単な伝記などで、
    その昔、多くの人が飛行機作りにチャレンジし、
    墜落して死んでしまった人が数多くいたことも知っています。
    飛ぶシーンで興奮したあと、
    ちょっとだけ冷めた空気も感じました。
    もうちょっと小さい子向きだったかな。

    投稿日:2016/03/15

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  • かっこいい!

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    あーたいくつだ!とダラダラしている兄弟を
    おかあさんが蹴散らして
    何かしなさいとお尻を叩きます。
    兄弟は何をしようかと考えて、物置でプロペラを見つけます。

    それからは早いこと早いこと
    いろんなところからためらいなく必要なものを調達してきます。
    車からはエンジン・・・とかとか
    そして飛行機は出来上がり見事大空へと羽ばたきます。

    それに気づいたおかあさんとおとうさんは
    怒ります。お尻ぺんぺんもされてました(笑)
    そしてもとの場所に戻すようにいいます。
    兄弟たちはまた飛行機を解体して窓やエンジンもどしていきます。

    なんてイケテル兄弟なのだろうと感心しっぱなしでした。
    でもお父さんとお母さんが怒ったのに実は違和感がありましたが
    最後のページの
    「りこうよねえ!」夫婦で話している様子にほっとした気持ちです

    投稿日:2014/10/23

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  • 退屈から生み出されたものは・・・

    退屈な時間から生み出されたものは・・・なんと、本物の空飛ぶ飛行機!
    しかも、材料は家にあったものばかり。
    本当に、驚きました。
    子供のイタズラが始まったかと思って読んでいたので、思いがけない展開でした。

    結局は、両親に怒られて、飛行機は分解することになるのですが、ちゃーんと君達のすごさは認めていますよ。
    将来が楽しみな兄弟ですね。

    投稿日:2012/02/15

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  • すごすぎ!!(笑)

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    これは・・・・・
    たいくつだからって、いくらなんでも〜〜!と笑ってしまう
    すごい兄弟のお話です。

    ある日、退屈した男の子たち。
    家にあるものを総動員してすごいものを作っちゃうんです。
    ありえない・・!と私が笑っている横で、元・男の子の夫
    目がキラキラしています。
    「これは・・いいなぁ〜〜!」と大絶賛。
    (夫はもともとピーター・スピアーさんの絵本ファンです)
    どうやら工作好きのやんちゃごころがくすぐられる絵本のようです。

    さいごに両親におもいっきり叱られて、でも温かく受け止められる
    のがまた良いなと思いました。

    投稿日:2011/05/09

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  • 拍手!

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    このおはなしは、実はノーベル賞受賞者の○○さんの幼少時代の話です・・なんて書いてあったら本気にしてしまいます。

    たいくつしのぎに飛行機を作ってしまう兄弟。
    材料は、家にあるものを使ってます。
    TVやカーテンや電話や窓枠など・・・
    色々なものから部品を取って材料にするのです。

    こんなのありえない。架空の話として終わるお話は多いです。
    でもこの絵本は、本当の話かもと思わすような終わりかたなのです。

    読んだ子どもたちに、自分にもかくれた才能があるのではと思ってほしいです。

    投稿日:2010/09/18

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  • 「たいくつだ」?…とんでもない!!!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    下の子を捕まえて、「とにかく面白いから聞いてよ」と、読み始めました。
    最近つづけさまに絵本を読んでいるので、
    少々閉口気味に「早くしてね」といいながら、
    聞いてくれた下の子は、あっという間に絵本に世界に入り込んでくれました。(バンザーイ!!バンザーイ!)
    聞いてくれている子どもたちの気持ちが、物語の中に飛び込んできてくれる時の感触が、私は大好きです!

    主人公の男の子たちは10歳前後でしょうか?(年の近い男の子2人)
    「たいくつだ」といいながら、
    家にあるもので飛行機(しかも人が乗れる大きさの)を作ってしまうんですから、
    最後のシーンでお父さんがしみじみいうように「たいしたむすこたち」です。
    そこらにあるものをどんどん飛行機の部品に組み立てていっちゃうところは、読んでいてワクワクしました。

    無事生還した時に、たくさんお仕置きされて、たくさんキスされてって、とこがすごくいいな〜と、思いました。
    この子たちはご両親にとても愛されて育っているんだなぁ。こういう親になりたいなって…。
    お話会の読み語りなどで読んでも子どもたちは喜んでくれると思いますが、よく見ると1ページ1ページとてもこだわりを持って描かれているので、
    出来たらこの絵本はブックトークなどで軽く流して紹介して、改めて子どもたちに自分の目で読んでほしい絵本かな。

    設計図を広げているシーンとか、
    いろいろなエンジンを比べているシーンとか、
    お兄ちゃんたちが飛んでいるのを見て、1人喜んで手を振っている下の子(赤ちゃん)の動きとか、何度読み返しても楽しいですよ。

    投稿日:2010/03/13

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