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あくま自信を持っておすすめしたい みんなの声

あくま 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2007年09月
ISBN:9784774610689
評価スコア 4.2
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みんなの声 総数 19
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  • 深い!

    大人が読むと考えさせられます。
    人生いろいろ、誘惑もいろいろ。
    淡々と(?)でもひきこまれるように話が進むのは和田さんの味のある表現のおかげ。
    3歳にわかるかな?と思いましたが魔女と悪魔がいいやつではないのはわかっているようです(笑)
    主人公がヒョイっと物語から降りて、あとから後ろ髪ひかれるのも
    とってもいいです!!

    投稿日:2010/10/05

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  • やさしい悪魔

     誰も悪魔なんか見たことがないはずなのに、悪魔のことを知っているのはどうしてだろう。
     黒ずくめで、触覚のような角(つの)があって、お尻には矢印記号の尻尾がついていて、というのが、誰もが頭に浮かぶ悪魔像ではないかしらん。
     悪魔は見たことがないはずだが、悪魔に会ったことがある人はいるだろう。
     「あの人は悪魔だ」なんて、よく口にする。
     つまり、悪魔を見たことがないが、悪魔には会っているんだ、私たちは。
     でも、会った悪魔は、きっと普通の人間の姿をしているんだろうな。

     谷川俊太郎さんが文を書いて、和田誠さんが絵を描いた、この絵本に登場する「あくま」は黒い定番衣装ではない。
    深いオレンジ色の「あくま」だ。
     しかも、緑色のつばさまでついている。
     主人公の少年が「あくま」に会ったのは、「むかしばなしのなかのみち」だという設定がいい。
     確かに「「むかしばなしのなかのみち」だと、「あくま」に会う確率は高いだろう。
     まして、絵本だから、現実の世界でも悪魔に会うことがあるなんていえない。

     少年がまず会うのは「まじょ」だ。
     そういえば、魔女も見たことがないはずだ。
     けれど、悪魔と同じように黒ずくめで、定番の三角の帽子、さらにホウキを持っているというのが、魔女の姿。
     見たことはないのに。
     でも、悪魔と同様、魔女にも会った人はいる。
     最近では「美魔女」なんていう人もいる。
     この絵本では定番型の魔女が登場する。
     「ともだちになりたい」って。
     少年はこれを断って、魔女を退治しようとするのだが、「まじよ」は強い。
     そこに現れるのが、「あくま」だ。

     「まじょ」を倒した「あくま」は、少年に「ともだちになりたい」という。
     少年はそれも断って、「むかしばなしのなかのみち」から抜け出すのだが、あとで思う。
     「あくまとともだちにならなくて そんしたんじゃないか」って。
     どうかな。
     もう少ししたら、悪魔と会えるんだから。
     でも、くれぐれもいっておくけれど、本当に会う悪魔は怖いんだよ。

    投稿日:2014/03/16

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  • ちょっと怖い…・

    「殺す」とか「死ぬ」という感じがストレートな言葉づかいで書いてありました。子供はどんなふうに受け取ったんだろう!?ってちょっと心配になりました。すごくストレートだったので子供にはかえって伝わってたのかな!?この本を読んだ後に生きると死ぬってことを自分なりに言ってました。

    投稿日:2011/12/30

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  • 大人はどきり

    谷川俊太郎さんの文章が好きで借りてきました。

    何とも不思議な話です。息子は分からなかったようで、なんだこれ?というような顔をしていました。

    大人としては、最後の「うちへ帰って考えた。悪魔と友達にならなくて、そんしたんじゃないかって」という部分で、何だかどきっとしてしまいました。誘惑はあるけど、でもそうするともう元の世界には戻れないかも?

    大人の心に残る絵本でした。

    投稿日:2011/02/12

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  • 読ませたいと思う

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    どこでも感想が賛否分かれているので、どんな本かなと思ってました。
    おそるおそる私だけが、図書館で立ち読みしてきました。

    外にでたら魔女に出会った。
    魔女をやっつけようと思ったら、死ななかった。
    悪魔が出てきてやっつけた。でも友達にならなかった

    私はいいと思います。民話や昔話はもっと残酷です。
    小学生以上の子供なら、それなりに意味合いを考えるでしょう。
    誰でも自分の中に持ち合わせてるような、心の中の葛藤を描いてるのだと思います。
    オペラに悪魔との契約のお話がありますが、少しそれを思い出しました。
    契約しなくて良かったんだよ。と僕にいってあげたくなりました。

    和田さん、谷川さんコンビの「あな」「とぶ」と同じように、
    日常のふとした一幕の切り取り(今回はダーク)なんだろうなと解釈しました。

    投稿日:2008/10/16

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  • わあ、新作だ              

    谷がさんと和田さんのコラボはいくつもの名作を産んでいますが、私達が子供のころの物が多いですよね。
    でもこの絵本は2007年の物。今でもお二人で絵本作ってるんだ、という事にまず感動。
    空想の世界、恐いもの見たさを楽しむ、といった内容です。
    男の子にお勧め。

    投稿日:2008/09/17

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  • 魔女と悪魔

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    心の中にすむ存在を表しているのでしょうか?
    魔女は人をだましたり、人を傷つける心。
    悪魔は怠けたり、だらしなくする心。

    だから、魔女とはともだちにならなかったのかな。
    だまされなかったと言っているから。

    でも、悪魔はゆとりともいえる。
    たまには怠けたって、だらしなくたっていいじゃない。
    そんな谷川さんの声が聞こえてきました。

    投稿日:2008/01/30

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  • 問いかけられた?

    我が家の子どもはあくまという存在を知らなかったのですがまじょは知っていたので読んでみました。男の子が出てきてむかしばなしのなかの道をあるいていたらそこであくまとまじょにあったという不思議な話。でも私はこういうの大好きなのでわくわくしちゃいました。娘はけっこう冷静に見ていたんですがなぜか私はドキドキしながら読んじゃいました。特に男の子のぼくはだまされなかったというところが大好きです。なんかいろんなことを問いかける絵本のように思えました。

    投稿日:2007/12/07

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