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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

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夏の庭 The Friends」 みんなの声

夏の庭 The Friends 作:湯本 香樹実
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2001年
ISBN:9784198613594
評価スコア 4.82
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みんなの声 総数 21
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  • めいいっぱい生きる

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    小学生最後の夏休みを、様々な体験をして過ごす少年たちのお話。
    一人暮らしのおじいさんとの出会いによって、この少年たちはこの夏を決して忘れられないものとします。

    最初のうちは演技の悪い話だなと、少々ひきぎみの私でした。
    おじいさんの「死」を見るために、少年たちは張り込みをするのですから。
    それでも次第に距離を縮めていく少年たちとおじいさんに、夢中になっていきました。

    元気になったおじいさんは、きっと少年たちに不思議な力を与えたもらったのでしょう。
    そしておじいさんもまた少年たちに多くのものを与えていきます。
    そんな中で一番教えたかったのは「めいいっぱい生きる」ということだったのかもしれません。

    少年たちの元気のよさ、けなげさ、一生懸命さが光るこの作品。
    寂しさを乗り越え、前向きに生きていこうとする少年たちの姿に、力をもらいました。

    投稿日:2009/05/26

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    5
  • 6年生にちょこっとブックトーク

    • あんぴかさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子15歳、女の子8歳

    6年生の朝読書の時,
    絵本の読み聞かせのついでに少しだけブックトークをしました。

    もうすぐ夏休み・・・小学校で最後の夏休み。
    思い出深い夏にしてほしいから,
    この『夏の庭』と
    『夏のとびら』を紹介しました。
    どちらも小学六年生が主人公です。
     
     6年生の3人組,僕・山下・河辺は
     山下のおばあさんが亡くなった事をきっかけに,
     「死んだ人が見てみたい!!」気持ちにとりつかれる。
     そう,まさにとりつかれる。
     死んだらどうなるの?!
     お棺の中に入れられて燃やされるって!!?
     おばあさんの冷たい体に覆いかぶさられる夢まで見るし・・・。
     こわい,でも見てみたい,
     近所に「今にも死にそう」と噂されているおじいさんがいるって!!
     エキセントリックな河辺が暴走して,おじいさんを見張る計画が進行する。
     おじいさんが死んだところを見るために。

    ここまであらすじを話して,
    「ところが,このおじいさんがなかなか死ななくてね。。。( ̄ー ̄)ニヤリ」
    子供たちの顔を見回すと
    うわぁ,このおばちゃん,悪趣味---と引きながらも,
    それで,どうなるの? の問いかける顔がちらほら・・・(ΦωΦ)フフフ

     主人公達はおじいさんを通して,生きること,死ぬことに関する貴重な経験をします。
     この3人組の夏の出来事,皆さんも読んで経験してみて!
     
    と締めくくりました。
    興味を持ってくれたかしら?

    思春期の人たちだけでなく
    生きることに躓いている大人にも是非オススメしたい本です。

    投稿日:2010/07/12

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    3
  • 生と死と

    素晴らしい読後感でした。
    まるで質の良い映画を観終えたような満足感がありました。
    少年たちがリアルな小学六年生で、すぐに物語に入り込めました。
    高齢のお爺さんが死ぬまで家のそばで見張るなんて、突飛だし、悪趣味だけど、それもまたリアルな悪ガキ感があります。
    少しずつお爺さんと交流を深めていく様子が面白く、お爺さんも生き生きとしていく様が良いです。
    生きるとは、死ぬとは、を改めて考えさせてくれます。思春期の方には特に心に響くと思います。

    投稿日:2021/06/26

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    1
  • 生きることを考える、死とは何かを考える

    夏休み、人の死に興味を持った小6三人組が、死と隣り合わせと思ったおじいさんと繰り広げる夏休みの出来事。
    子どもたちのノビノビ感と、老人の生きてきた過去と戦争が不思議な人間関係を紡いでいきます。
    現在進行形の世代に読んでほしい本だと思いました。
    理屈っぽくもなく、説教もなく、夏のまぶしさと子どもたちの純粋さが過去を背負ったおじいさん世代とぶつかります。
    最後におじいさんは亡くなってしまうのですが、子どもたちのひと夏の成長が伝わってきます。

    投稿日:2010/08/26

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    1
  • 児童書だけじゃもったいない

    死を扱った絵本、児童書を探していて、
    「くまとやまねこ」の作家ということで
    娘にはまだ早いけど、購入してみたら・・・
    懐かしかったです。
    自分の子どもの時の記憶がよみがえったり、
    懐かしく、そしてさわやかで、
    最後励まされるような。

    10代、20代の頃に比べ、
    圧倒的に小説を読むことが少なくなって、
    また、気持ちの滅入る作品を読む気もおこらなくなっていたのですが
    この作品はなにより気持ちがいい!
    あ〜、ひさびさにいい本に出合えたなぁ〜。

    児童書でもいいんですが、
    もっといろんな人にも読んで欲しい!
    もったいないもん。

    娘にはもうちょっとしてからね。
    本棚の上の方に並べておきますね。

    投稿日:2010/02/21

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    1
  • 思春期の入り口にいる男子におすすめ☆

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子15歳、女の子13歳、女の子8歳

    先日「くまとやまねこ」を読んで、こちらも、この夏絶対読みたいと思っていた1冊です。

    想像以上によかったです!!!

    小学校最後の夏休み、「人が死ぬところを見てみたい」なんて不謹慎な好奇心から、一人暮らしの老人を見張ることを思いついた少年たち。
    コンビニのお弁当を食べ、こたつに入ってぼんやりテレビばかり見ていた老人が、みるみるうちに元気になっていく。
    そして、思春期の入り口にいる、さまざまな悩みをかかえた少年たちも、大きく成長していく。

    こんな友情もありだね♪
    読者の私たちが、すっかり魅せられたところで、突然の別れが・・・。

    甘酸っぱいような、ほろ苦いような、きっとこの時にしか感じられない感情を、たっぷり味あわせてくれる、朱玉の作品☆
    ぜひ、小学校高学年〜中学生の男子に読んでもらいたいです。

    投稿日:2009/08/01

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    1
  • 私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは生きるパワーを与えてくれたからです。私はおじいさんと少年たちの出会いは奇跡だと思いました。そしてあらためて人生は素晴らしいと思いました。これは繰り返し読みたくなるお話です。

    投稿日:2022/06/21

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  • 良い方向に行ったお話。

    「死」に興味を持つこと。
    親として、もし我が子がこのことに興味を持ったら、正直怖さもあるなとも思います。
    それが悪い方向に行ってしまったら、それは大変なことです。
    現に様々な事件も起こっていますので。
    でも、このお話はその「死」についての興味が、良い方向に行った物語に思います。
    ある夏の少年たちのこの経験。
    これは机でできる勉強ではありません。
    それ以上の意味のある大きなものなったことでしょう。

    投稿日:2020/09/11

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  • 身近なようで

    人が死ぬということは身近なようで、最近では身近ではないですね。ニュースでは毎日死亡事件などが流れていますが、生きている世界ではあまりないように子どもはかんじているかもしれません、それだけお年寄りとの関係が薄くなっているのでしょう。おじいちゃん、おばあさん、そして近所のおばさん、おじさん、、、、。いらいらして、何も考えずに、しんじゃえ!なんて言ってしまう子どももいますが、実際は言葉でいっているだけで、死の本質は知りません。そして大人だって知りません。死というものは誰にでもあるものですが、それについて考えたり話したりする機会をなくさないよう、大人として、保護者として考えねばならないと思います。

    投稿日:2014/05/04

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  • この暑い夏、もう一つの夏休みを〜

    • みがさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳

    子どもの学校で、「夏休みの読書」にオススメされていたので、読んでみました。
    まさに!夏休みにピッタリのお話でした。

    「人の死を見たい!」って…そんな気持ちで、弱っている老人を見張る?
    そこが、子どもの発想なのかもしれないけど(笑)
    そんな、夏休みの出来事が、ドキドキから、ほのぼのと、そして…

    読み終わった後には、きっと、もう一つの「夏休み」を過ごした気分を、あじわえる作品だと思います。

    投稿日:2013/07/28

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