どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
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ある朝、ライオンのルルの前に、空からなにか光るものがぽたんと落ちてきました。食いしん坊のルルはそれを一口でペロンと飲み込んでしまいました。 ルルは、ひとほえで、どんな動物でも震えあがって逃げられなくなるのですが、その時出た声は、なんとニイ…でした。 変わってしまった声で、穴暮らしを始めたルルでしたが、新しい出会いのなかで、また違う生活が始まりました。変わってしまっても、ちゃんと生きていくことができると気づいたのは、そのことを認めてくれる存在があったからだと思います。 画面いっぱいに描かれたルルの姿がなんとも微笑ましく、そして、うさぎの行動の健気さ、ほのぼのとした絵に、慰められたような気がしました。 既成観念や、無駄な予備知識を取り払うと、もっと生き易くなるのかもしれません。
投稿日:2010/06/12
小学1年生の娘が小学校にあったこちらの絵本を一人読みしてきました。 ライオンのルルとうさぎのお話です。 ある日空から落ちて来た黄色いあめ玉を食べることによってライオンであるルルの生活が一変するお話なんですが,大人が読んでも奥が深いです。 固定概念にばかりに縛られる必要はないな,色々な生き方があったもいいじゃないか,そんなふうに思える絵本です。 イラストもとっても優しくて可愛らしいので,子供にもすんなり心に入っていくと思います。
投稿日:2017/06/28
あめだまをたべたことで、ライオンは知らなかった食べ物を 知ることができたし、友達になるはずのないうさぎと 友達になれたのかもしれません。あめだまをたべたことで 世界が変わったのでしょう。 うさぎもライオンに対して臆することもなく、親切にして 素晴らしかったです。
投稿日:2013/05/13
らいおんは「強い」「怖い」「王様」というイメージを 脱ぎ捨てて生きることになるきっかけになった あめだま… 男女とかさまざまな固定観念に縛られて生きている人間たちに 強いメッセージを発信している絵本です そういう生き方もいいじゃないか それを受容する仲間は必ずいると発信しているように思います 学校に行くこと、楽しく行くことに縛られていたり 苦しんだりしている子にであってほしい絵本だなぁと感じました
投稿日:2011/08/31
あめだまを初めてなめた ライオンのルルは その日から声が ニイ・・・とねこのようになり 恥ずかしくて あなぐらに三日間も引きこもっていたところに、ライオンの怖さを知らない うさぎが おなかをすかせた ライオンのルルにカエルを届けてあげるのです 嬉しかったことでしょう ルルは!(今までカエルや草なんか 食べたことがないライオンですが・・・・) 腹が減っては、 何を食べても美味しいのですよね おかげで 声も元に戻ります うさぎとライオンの会話がほのぼのとしていていいな〜 ライオンの頭の上に うさぎがのって泳いでいるのも なんともいえず絵本の世界の ライオンですね 今江さんのあとがきで 1958年に長 新太さんの絵で初めて童話を書かれたのもみたいな〜(今江さん 似ている。 ライオンと二人が仲良しですね) 和田さんの絵もすきで〜す! 優しいお話ですから 子供たちにも是非読んであげたいで〜す!
投稿日:2011/06/19
サークル活動の一環として、保育所でのおはなし会で読みました。 空から落ちてきたあめだまを食べたところ、「ニィ……」という仔猫のような声しか出なくなってしまったライオンのルル。 驚いてほら穴に引きこもりますが、そこへ子ウサギがやってきて……。 ライオンのルルの「ワオウ」という迫力満点なほえ声と、「ニィ……」という仔猫のようなか細い声を使い分けました。 「ニィ……」という鳴き声は、子どもたちに大受けでした。 恐れを知らない子ウサギがとても可愛いです。 ルルが腹ペコだと知ると、なんとカエルと草を差し入れ。 面白おかしく、最後にはちょっといい話です。 和田誠さんの絵が、シンプルでかわいく、味わい深いです。 読み終わってから、「みんなは、ライオンの鳴き声は『ワオウ』と『ニィ……』とどっちがいいと思う?」と聞いたところ、どちらも半分半分。 あの空から落ちてきたあめだま……、一体何だったのでしょうね。
投稿日:2011/06/09
和田誠さんが絵ということで、渋くていいなあと買った本です。 ある日、空から落ちてきた黄色い飴玉を生き物だと思い食べてしまったライオン。すると、吠えるときにどうしても「ニィ〜」としか声がでなくなります。馬鹿にされ、困ったライオンは落ち込んでそのまま絶食、、、。すると、うさぎがカエルや草を運んできてえさとして与えてくれます。しばらくして、飴の効果がきれた後も、うさぎになぜか食欲がわかず、そのまま草を食べるライオン、、、。 (うさぎへの)恩とか義理に対し、説教くさくなく頭に入る本なので、子供にはすすめたいです。あと、ライオンは肉を食べないといけない、という固定観念をくつがえすというか、自分の選択って、これでなくてもイケるんじゃないか?と、いろいろ考えることができて、親の私にも有意義な本でした。 子供もこの本は気に入ったようでした。
投稿日:2011/04/07
口をパカーと開けてあくびをしていたライオンの前にあめ玉だぽたんと落ちてきて、くにゃりとくずれ、生き物と思ったライオンが一口にぺろんと食べたら…。 吠えようとしても「ニイ」という子猫のような声しか出ないライオンが、可愛らしい。 すっかり自信を失って、穴ぐらにひきこもり。 こうさぎが、穴ぐらを通りかかって…。 運んできてくれたお食事を食べるライオンの表情がおもしろい。 声が治って、「ライオンなんだよ」と、こうさぎに事実を告白するシーンがいいな〜。 ラストもあったかです。
投稿日:2009/10/07
2008年1月の新刊本なのですが、あとがきによると、初出は1958年の「母の友」だそうです。 ライオンのルルがあめだまを食べたら「ニイ」というこねこのような声になってしまいました。大きな体で姿はライオンのままなのに、声だけはこねこのよう。声も含めてすべて自分。自分の一部分が変わってしまって、ルルは元気をなくしてしまいます。 その時声をかけてくれたのが、うさぎでした。 「おじさん、かなしいんだね」と。 この声かけ、的をえていて素晴らしいなと思いました。 自分でさえ認められない自分の変化。それをありのままに見てくれる相手がいたらこんな心強いことはありませんよね。 あめだまを人生に起きる不運な出来事と捉えてみてもいいかもしれません。そうすると、誰にでもこういうことは起こり得るのかも。 生きていくことは変化していくことなのかもしれないと思いました。
投稿日:2008/04/04
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