てのひらを たいように(フレーベル館)
歌うと元気が湧いてくる!
たった ひとつの ひかりでも(評論社)
どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。
みんなの声一覧へ
並び替え
2件見つかりました
今現在もなくなることのない「いじめ」についてストレートに問題をぶつけているお話に、正直子供は、受け止めることができるのだろうかと思いました あまり貸し出しもされていない様子からも、そんな思いになりました 読み進めていくうちに、大人こそ読むべき話なのだと、感じます いつまでも「いじめ」がなくならないのも、見本となる大人が上下社会を作り、涼しい顔をしているから・・・・チエのように大人の言っていることが信用できないんですね もちろん原因はそれだけではないでしょうが・・・・ 作者の丘さんは「明るく終わらせることができませんでした・・」と言ってますが、私はチエの手紙に「希望」を見つけました 東大の玄田教授が「希望学」という新分野を立ち上げたと聞いてます これからの時代に大事なキーワードになると期待しつつ、未来ある子供たちに、良い見本となれるよう、大人も頑張らねばと思いました
投稿日:2011/02/16
弱者への愛情をもって温和で噛みしめるような内容が多い丘修三さんの作品の中で、この話については丘修三さんの激しい思いが叩きつけられたような作品になっています。 いじめを受けるチエ。 どんどんエスカレートしていくいじめと、どんどん自分にこもってしまうチエ。 原因は何でしょうか? この話の中には、原因がいっぱいありました。 それはいじめっ子でもあり、友だちでもあり、先生でもあり、そして大人、家族…。 その中で考えなければいけないのは、チエも友だちの京子も、そしていじめっ子だった和男も苦しんでいるのです。 それぞれにその苦しみは違うけれど、原因を大人に押し付けるのも理不尽ではあるけれど、子どもたちに押し付けるのはもっといけないことだと思う。 あまりに判りやすいお話です。 そして、書き続ける丘さんは、「この物語を明るく終わらせることができなかった」と語っています。 いじめはあまりに身近にある問題であり、他人事のように子どもに判ったような説教をしても解決できない問題なのでしょう。 その意味で、このお話は子どもに与える本として的確な指摘をしていると思います。 いじめの加害者であった和男が一番苦しんでいるのだろうな。 京子に「ありがとう」と言えたチエの将来には希望があります。 その言葉を受けた京子は歩いていけるのでしょう。 このお話は、読者に問題提起していながら、終結していません。 子どもたちの心にしみこんでほしい話です。
投稿日:2011/02/08
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
楽しいともっと好きになる ディズニー知育絵本フェア
100名様に絵本プレゼント「みんなのよみきかせ絵本大賞」
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索