仲良し兄弟が、森で見つけたたまご。それがへなそうるの卵。そんなところから始まり、毎日森に通って、へなそうると遊ぶ、そんなお話です。
うちの娘達も年子なので、この兄弟のように上の子のおしゃべりを下の子がそのまんまコピーしたりするので、初めの頃次女は(自分と似ているので)この話をすごくいやがっていましたが、へなそうるがでてきたあたりから、へなそうるの「ぼかあ」というしゃべり方をすっかり気に入ってしまい、没頭して聞いていました。
確かにながい絵本です。長女に絵本から児童書への橋渡しになる本、と思って借りてきた本でしたが、意外に次女の年齢でも、楽しめていました。一晩では無理なので、何日かに分けて読むと、小さなお子さんでもいけると思います。兄弟のやり取りなんか、目に浮かぶような情景ばかりなので。