「おっぱい」 なかなかよいと思う みんなの声

おっぱい！
嫌いな子どもはいないような気がします。
娘が２，３歳のときにもこの絵本を読んであげたのですが・・そのときはそれほど感動がなかったのです。
しかし！息子のときに読み聞かせたときにはとても面白い反応がありこの絵本の醍醐味を感じることが出来ました。
ブタやねずみ・・身近な動物達が登場し同じような言葉で繰り返しのある絵本です。
ゴリラのあたりから息子は嬉しそうな表情を浮かべ（きっと人間のおっぱいと似たものを感じたのでしょう）
ママのおっぱいが出てきたときには思わず手が前へ！！
絵本のおっぱいを触って喜んでおりました。

こんなにも姉弟で反応が違うとは。

弟に今はちょっと貸してあげるという結びの言葉が子どもの心を凝縮しているかのような気がして私はとても好きです。

すごくすてきなおにいちゃんに、うれしくなっておもわずだきしめたくなります。おにいちゃんが、おっぱいのおかげでおおきくなって、「おおきく、やさしく、つよく、げんきなこにしてくれた　ぼくの大好きなおっぱい」　
　その気持ちだけでもう十分感動するのに、

いまはー・・・
おとうとにすこーしかしてあげる

とてもきにいりました。このことばだいすきです。
まごにもこのことばいってほしいです。
おにいちゃんになって、せいいっぱいのきもちがあらわれています。おかあさんをおとうとがうまれてもうひとりじめができなくて、いまは、おとうとにおっぱいはすこしだけかしてあげればいいか、ぼくは、おにいちゃんだから・・・・
ぼくのおとうとだから・・・・

おにいちゃん、りっぱだよ。おとうとにいっぱい、おっぱいかしてあげてね。新米おにいちゃんに、お薦めの絵本」です。この本からやっぱり幸せをもらえるから、年齢問わずです。

なぜか小学校の図書館で、息子が自分で借りてきました。
「え？小さい子の本じゃないの？」
と思った母でしたが、
読んでみて納得。

親から離れたい気持ち
でもまだまだ甘えたい気持ち

その、甘えたい気持ちが
よーく現れている本でした。

色々な動物の赤ちゃんがおっぱいを飲む姿が描かれていて、最後にぼくがおかあさんのおっぱいを飲むシーンが出てきます。

うちの娘（９ヶ月）は、動物たちのおっぱいは何のことかわかっていなかったようで、
興味の無さそうな表情をしていましたが、
おかあさんのおっぱいが出てくると、
『あー！！』って顔をして、触っていました。

この絵本の後は、娘もおっぱいを欲しがるし、私もあげたくなってしまいます。

色々な動物達がおっぱいを飲んでいる様子が描かれ、
最後に、おかあさんのおっぱいが出てきます。
ボクがちょっと前まで飲んでいたおっぱい。
そして、今、それを飲んでいるのはボクの弟。
「ママのおっぱい、今は少しだけ弟に貸してあげる」
お兄ちゃんになったボクのちょっと寂しい気持ちが垣間見られるところです。
妹や弟ができて、上の子は嬉しいようなでもちょっと寂しいような、そんな気持ちをうまく表現している本だと思います。

おっぱいが大好きな娘。１歳でおっぱいをやめてからもう４年近く経とうとしてますが本当に大好きです。そんな娘の為に読んだのですがいろいろな動物のおっぱいが書かれていて、そしておっぱいの数が人間と違うということに気づいたようでした。絵本を読んでいると知らず知らすいろんなことが自然と知りえるのでいいですね。

かわいらしいイラストと　動物がたくさん出てくるので　2歳半の娘と1歳2ヶ月の息子は大好き。
何度も読み返しては　最後のママのおっぱいのページになると「おっぱい　あったねぇ」と喜んでます。

個人的な話ですが・・・1歳3ヶ月で弟が生まれた娘。
２歳半になったいまだに　弟が授乳したあとは必ず「スズもおっぱい欲しい」と甘えます。
この絵本は娘には少し厳しかったかもしれませんが　でも娘なりに「おっぱいは赤ちゃんのもの」と理解したらしく　これ以降おっぱいを欲しがる回数がすごく減りました。

みんな大好きなおっぱい。

まだ姫ちゃんはピンとこなくても、太郎くらいになるとおっぱいがやたら気になるみたいです。

「太郎はおっぱい好き？」

と聞いても、「ううん」と言いながらおっぱいをさわりにきます。

読みながら、ちびっこたちにおっぱいをあげてた時のことを思い出しました。

ちびっこたちは早くにおっぱいから離したので、あんまり覚えていないと思うけど、私も読みながらちょっとジーンときました。

わが子には読んでいないのですが、弟のところに二人目が生まれたとき、お兄ちゃんになった甥っ子にプレゼントしたものです。
「ありがとう。いい本だった。どうやってみつけたの？」
と嬉しい言葉をもらって、よかった、いい本だった、と後から実感した一冊です。

普段ではもう手に取るようなことはない本ですが、
（子供がもう大きいので・・・）
宮西さんの講演会に行ったときに出会った本です。
ファンの方手製のとりはずしおっぱいをつけて　ルンルンしている宮西さんにも笑えましたが、スタッフの紹介がてら、いいおじさんたちがおっぱいをつけながら「おっぱい」というのには腹を抱えてわらいました。
一緒に本も読んだのですが、途中、ねずみのところで、ねずみかどうか保護者達はわからず・・・沈黙していると、
宮西さんの「プロの絵描きなんだけど〜〜」にまた大爆笑！
宮西さんはとてもおもしろい方であり、すごくやさしさにあふれている方です。
作り手の素直な心がでている作品です。