2歳の時に初めて読んで、4歳になる今でも、頻繁に夜の絵本の時間に持ってきます。
仕掛け絵本の中でも上位に入るお気に入りの絵本です。
可愛くデフォルメされたモンスターではなく、パッと見は怖そうなイラストなのに、小さな赤ちゃんに翻弄されて困り果ててる様子がなんとも可愛くて、2歳当時、臆病だった娘がちっとも怖がりませんでした。
ミイラ男に狼男に……ぞくぞく現れるモンスターをものともしない、主人公の赤ちゃんに勇気づけられたのもあったのでしょうか。
と言うのも、この赤ちゃん、Mommy(お母さん)ことMummy(ミイラ)の子どもだったのです。
なるほど!と、最初にオチを知った時にはこのシンプルなシャレがとてもツボに入りました。
そのシャレはまだ子どもは理解していませんが、「おかあさん、どこ?」「ここにはいないよ」と、自分でモンスターたちに声を当てて、毎夜いろんなストーリーで楽しんでいます。
また、内容もさることながら、やはり仕掛け絵本としてのクオリティがよく、デザインも優れているので、ハロウィンのときの飾りにも一役かっています。