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手ぶくろを買いに」 みんなの声

手ぶくろを買いに 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1988年03月
ISBN:9784039633101
評価スコア 4.9
評価ランキング 7
みんなの声 総数 105
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  • ぬくもりのつたわる絵

     厳しい寒さのなかでのお話ですが、狐の親子の会話や身体の丸み、雪の質感、夜の灯りなどなどからぬくもりの伝わってくる絵です。ほっとやさしい気持ちになります。

     母狐は街が近づくと動けなくなってしまって、子狐を一匹で行かせます。体が動かなくなるほどこわい場所に大切な子どもを一人で行かせるなんて・・・。戻ってこないことも覚悟していたのかもしれない、と考えると子狐が戻ってきたときの母狐の喜びと「人間ってほんとにいいものかしら」と何度も自分に問うその姿にまた共感します。

     新美南吉の美しい日本語はぜひぜひ子どもたちに伝えたいものです。

    投稿日:2007/02/02

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    6
  • 大好きなお話だけど・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子1歳

    私自身が小学生のときに国語の教科書で読みました。
    本屋で見つけ息子と一緒に読みたくなって購入してきましたが、
    息子はすでに保育園で紙芝居を見たことがあるようで、
    「このお話、ちょっと、恐ろしいんだよなあ」と
    コメントしていました。

    とても心暖まるいいお話なのに、
    5歳の息子的にはどこが恐ろしいんだろう?と思いましたが、
    たぶん、夜一人で知らない場所に買い物に行く狐の坊やを、
    自分と重ねてみていたんだろうなあと思いました。
    手袋を無事買い終えてお母さんの元へ帰ってくるまでは、
    息子もドキドキしていたに違いありません。

    一方の私は、子供の頃には思わなかったことですが、
    お母さん狐、いくら過去のトラウマがあるからって、
    子供一人で夜の街に買い物行かすなよ・・・と
    思ってしまいました。

    大人と子供では見方がとっても違うんですね。
    私はお母さん狐にちょっとガッカリしてしまいました。

    投稿日:2012/07/02

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    2
  • 美しい絵

    新美南吉の、名作中の名作。
    いろいろ出版されていますが、
    私は、やっぱり黒井健さんのこの美しい幻想的な絵が大好きです。

    てぶくろを買いに、こぎつねを人間の町へ行かせる母さんぎつね。
    「にんげんはおそろしいものなのよ」と、いいきかせ。
    はじめてみる人間の世界。
    「おそろしい」はずの人間からうけた優しさ。
    人間の親子のあたたかい光景。

    ひどい目にあったことのある母親ぎつねと、
    人間にやさしくされた子ぎつね。
    どっちが本当の人間なのでしょう。

    きつねも人間も、親が子を思う気持ちは同じはずなのに。

    人間とどうぶつの共存をかんがえさせられる絵本でもあります。


    でも何よりも、あたたかみのある美しい絵が、
    この物語をより深みのあるものにしてくれていると思います。


    こどものころから、私の大好きな絵本です。
    こどもに初めて読んでみましたが、
    長いおはなしにも飽きず、何度も何度もよんでくれました。

    子供の心にも同じように、この美しい絵とお話が心に残ってくれるといいな。

    投稿日:2009/10/24

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    2
  • ラストのつぶやき

    自分が小さい頃大好きだったおはなしです。
    いろんな方が絵を描いていて、何冊も絵本になっていますが、一番有名なのは、やはり黒井健さんのこちらの絵本なのではないでしょうか。
    優しい色合いの絵で、あたたかみを感じます。
    大人になってから読むと、ラストの母狐のつぶやきに、ちょっと考えさせられました。

    投稿日:2015/10/09

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    1
  • やさしい気持ちになれる絵本。

    自分自身が小さいころに読みました。

    こぎつねがちゃんとお母さんきつねの言いつけ通り、
    人間の方の手が出せるのかとってもどきどきして、
    ぼうしやさんのあたたかい行動に、
    すごくほっとしたのを覚えています。

    最後はお母さんきつねのつぶやきに、
    幼いながら何か考えされられるものがあったように
    思います。

    そのせいか今でも忘れられない一冊です。

    投稿日:2010/12/16

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    1
  • 素晴らしい絵本

    寒い冬が狐の親子の住んでいる森にもやってきました。余りの寒さに子狐の手は冷たくなり、霜焼けを心配した母さん狐は、毛糸の手ぶくろを買ってやろうと思いました。しかし人間が怖い母さん狐は、町へと足を進められません。そこで坊やの片方の手を人間の子どもの手にし、坊やだけで買い物に行かせることにしました。ところがお店についた子狐は、間違って狐の方の手を差し出してしまい…。
    これか、ごん狐のどちらにするか迷い、こちらを買いました。冬の寒さと、母さん狐の優しさが、優しい柔らかい絵で、しんしんと伝わってくる素晴らしい絵本です。とても良いお話なのに、泣きたくなるのは何故でしょう。しかし娘には、夏に読んだせいか、いまいち伝わらなかったようです。寒くなったら、また読んであげたいと思います。

    投稿日:2009/09/30

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    1
  • 親子の愛に感動

    この絵本は私が1番台好きな絵本です☆小学校の授業でやって以来、ずっと大好きです!!母狐と子狐の手を見て何とかして手袋をして買ってあげたい・・・。
    そんな親心と純粋にきつねとしての恐怖におびえる母狐の気持ちが分かってしまい読んでいて胸が痛かったです・・・。

    投稿日:2006/06/18

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    1
  • 味わい深い絵本

    「手ぶくろを買いに」のお話自体は自分が子どもだったころから知っていましたが、この絵本には、ほかのツールでこのお話を聞くのとは異なる味わい深さがあったように感じました。
    子ぎつねが間違えて本当は出してはいけないほうの手を出してしまったときのドキッとする場面が印象的でした。

    投稿日:2023/07/12

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  • 冬なのにあたたかいおはなし

    自分が子供の時はドキドキしながら読みましたが、大人になって改めて読んでみると登場人物がとても温かく、優しい絵も相まって心がじんわりと温まりました。

    個人的には、作者の「濡れて牡丹色になった両手」「真綿のように柔かい雪」といった、その光景をすぐに想像できる美しい文章表現が大好きです。

    投稿日:2022/02/15

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  • ほっこりするお話

    国語の教科書でもよく見かける、美見南吉さんの作品。
    雪が降る寒い冬の季節が物語の舞台ですが、心はほっこり温まります(*^^*)

    自分が小学生の時に気に入っていた絵本で、今でも書店などで見かけた時はなぜかうれしくなってしまいます。

    投稿日:2021/07/29

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