「そらをとんでみたい」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

この本は、一種の仕掛け絵本に近い、変身絵本です。
〇〇（動物）が寝ていると、空を飛んでいるゆめをみました。
△（いろんな乗り物）になって、□□（音）
と進んでいきます。
ただ、ページをめくるのではなく、実は、想像したくなるヒントがあります。
たとえば、最初のタヌキだと…
タヌキのおなかだけは、同じで、ページを開くとタヌキのおなかが前方部分になったヘリコプターになっているのです。
「おなかが、ヘリコプターになってる！」と大喜び。
狐の耳はどうなるのかな？と、つぎつぎページをめくりたくなります。
予想もしないものに変身するから、とっても楽しく読めますよ〜

絵がめちゃめちゃかわいいです！
まあるく書いてあって、ほのぼのとします。どうぶつたちが、おそらをとんでみたいと夢をみて、そのページをあければ、へんしんしたものをみれることになっています。からだの一部がへんしんする一部分になっているので、なんにへんしんするのか、ドキドキです。うさぎさんのそばにかめさん、ねこさんにはねずみさんとかわいい絵の気使いもこころやさしい演出です。
わたしは、とりになってそらを飛んでみたいです。絵は、馬さんの絵が好きでとんぼがとんでいるのもほのぼのとなつかしいきもちにしてくれるのもだいすきです。

内容は動物などがそらをとびたい、と思い、ゆめの中をページを開けることによってその行きかたをみせてくれる本。内容もさることながら、個人的にこの絵が好き。愛らしく手作りの感じで温かさがあふれていてじっくりみてしまう。こどももよくみて、いまはもうテープ、折れ線がいっぱい入っている絵本となっている。