ゆうやけは
よるのはじまり
ゆうやけをぬぐと
そらははだか
うちへ かえるこどもたちに
あおぞらが かくしていた
ほしぼしを みせる
にぎやかなひるまから
しずかなよるへと
こどもたちをさそって
ゆうやけは
うちゅうの ドラマの
まくを あける
素敵な詩で始まるこのお話。
星空の好きなおじいちゃんの人生を、小さな子どもの目を通して描かれています。おじいちゃんから、おかあさん、そして、ぼくに受け継がれてきたことに気づかされます。
短い文章で表現されていますが、なかなか奥の深い内容です。そして、開いた瞬間、2ページ全体に夜空の様子が描かれているところもあり、なかなかの圧巻で、本当に星空の下にいるような気持ちになり、なんだか、自分がちっぽけに思えてしまうくらいです。
次は、実際に外に出て、星を眺めたい気持ちに誘われます。