「ベイブ」の原作本だそうですが、「ベイブ」は見たことがなく、読み終わってどんな風に映像化されているのか見たくなりました。
名古屋市立図書館の三・四年生のお勧めリストに載っていたことで読みました。
デッイク・キング・スミス「かしこいブタのロリポップ」も書いていますが、ブタにとても愛情を持っているんでしょうね。読みながらそのことが伝わってくるようでした。
読んでいて、クルーク(羊飼いが持つ杖)という英語読みのカタカナとカッコ書きの日本語の意味が何回も出てくるのが気になりました。
というのも、牧羊犬という文化を持たない日本人にとって馴染みのない言葉がいくつか出てくるので、この説明書きは仕方がないことなんでしょうね。
原書は読んでいませんが、日本語に翻訳するのに苦労があったのかもしれないと思いました。
うちの場合読み聞かせしてしまったので、この表記が気になったのですが、黙読なら気にならないかもしれません。
息子にとっては馴染みのないことが多かったので、いろいろと説明しながらの読み聞かせとなりました。
息子には映画を見てからの読み聞かせの方が映像が頭に描きやすかったかもしれないと思いました。
食べられるしかない運命の子ブタが、シープドックとして成長していく姿はとても応援したくなりました。
ブタや羊のことに詳しくないとこんな風には書けないでしょうね。