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こぐまくんのハーモニカ」 ママの声

こぐまくんのハーモニカ 作:ジョン・セバスチャン
絵:ガース・ウィリアムズ
訳:三木 卓
出版社:リブリオ出版
税込価格:\1,650
発行日:2000年4月
ISBN:9784897847771
評価スコア 4.42
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みんなの声 総数 11
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  • 潔い

    白と黒のたった2色で表現しているのがとても潔くてかっこいいなと思いました。主人公の表情の表現がとても繊細で巧みに描かれているのにも感動しました。一番気に入ったのは主人公のお父さんです。主人公からプレッシャーを取り除く方法と負担にならないやり方で主人公を褒め説明する場面が素敵でした。お父さんが主人公を思う深さを感じられる場面でした。子供は親の背中を見て育つといいますが逞しく冷静なお父さんと優しいお母さんを見て育つ主人公は幸せだと思いました。

    投稿日:2008/11/20

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  • 深いなあ

    とっても素敵でした。
    そうして、深い!一緒に読んでいる娘にわかったかどうか・・。
    何度も確認してしまいましたけど、小さな子どもが理解するの
    には、もしかしたら時間がかかるかもしれませんね。
    だれかを褒める時、もっと違うだれか(すでに素晴らしいだれか)と
    くらべて褒める、そういうのって日常的にやってしまっていること
    だけど、ほめられたヒトにとって、それが何か心にひっかかって
    しまうってことも、確かにあるかもしれないですね。
    だれでも「じぶんのやりかた」でいたいものね(うちの娘なんて
    まさにそんなタイプだわ)。

    投稿日:2014/10/19

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  • 「きみの、きみだけのうただ」

    表紙にあるハーモニカをふくこぐまの表情に惹かれて手に取りました。かわいらしい挿絵なので、ストーリーもかわいいものを想像したのですが、思っていたものとは違う、深く考えさせられる絵本でした。
    こぐまのジェームズくんのおとうさんは、ハーモニカのプロ演奏家。ジェームズ
    くんも憧れてハーモニカをはじめ、とても上手にふけるようになりました。周りの大人たちが「おとなになったら、おとうさんみたいに、なれるかもしれないぞ」と褒めてくれるのが、だんだんと重荷になってしまいます。
    ジェームズくんの気持ちに気付いたおとうさんとおかあさんは、それぞれ素敵なアドバイスでジェームズくんを導きます。おとうさんの「きみの、きみだけのうただ」とジェームズくんを励ますセリフには、思わずウルッとしてしまいました。
    子どもは繊細で、大人の何気ない言葉に傷ついたり、悩んだりしてしまうのかもしれません。ジェームズくんのおとうさんやおかあさんのようになれたらなぁと思います。

    投稿日:2013/02/19

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  • ちょっと長いけど良い話

    お父さんと同じようなハーモニカをもらったこぐまくん。適当にふくうちに素敵な音楽ができてきて、徐々に上手になりみんなの前で演奏します。でも、将来の夢を考えたり、お父さんと比較されたり、納得いかないことで悩むこぐまくん。

    自分なりにやっていくことを学べる本だと思います。教訓もたくさん含まれていて、なかなか良いですね。ただ、文章が長いので、読み聞かせする分にはちょっと親が大変です。あと、色が少ないのは少し残念です。

    投稿日:2012/10/25

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  • お母さんとこぐまくんとの会話のシーン

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    このお話は作者:ジョン・セバスチャンの自叙伝みたいなものかもしれません。
    絵はガーズ・ウィリアムズで、とても味わい深い優しい絵本に仕上がっています。
    主人公のこぐまくんも魅力的なキャラクターですが、こぐまくんのお母さんは、考え方がとても素敵でした。
    少々字の多い絵本ですが、お子さんの自我が芽生えてきた頃に読んであげておきたい1冊です。
    (ウチの子どもたちはもうちょっと成長しすぎてしまいましたが)

    声に出して読んであげるときは、特にお母さんとこぐまくんとの会話のシーンはゆっくりじっくり読んであげて欲しいです。

    投稿日:2011/06/05

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  • 子どもの頃を思い出しました。

    私の父は学校の先生だったので、成績が良い時は「お父さんが学校の先生だからね」と言われ、成績が悪いと「お父さんが学校の先生なのにね」と言われた子どもの頃を思い出しました。

    大人は子どもの気持ちに関係なくその時々で勝手なことを言うものです。子どもは大人がかけた何気ない言葉でも傷ついてしまいます。私は学校の先生を目指していた頃もありましたが、大人が自分の気持ちとは関係なく人生のレールを用意してしまうことに反発して、資格だけはとったものの結局学校の先生にはなりませんでした。

    この絵本を読んで大人が子どもにかける言葉に気をつけなければと思ったのと、子どもが悩んでいる時にお父さんなりお母さんが気付くことの大切さを思いました。子どもが読むよりも先に、大人が読んでいろいろ感じてほしい本だと思いました。

    投稿日:2007/07/08

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  • 自由でいいよね

    • ぽぽろんさん
    • 20代
    • ママ
    • 長野県
    • 女の子4歳、男の子2歳

    かわいいくまにひかれたのか、下の子が読んでと持ってきましたが、内容が難しくて長いので、すぐ消えてしまった・・・。小学生以上ですね、これは。

    こぐまくんの宿命というか、二世の運命といか、そういうものを感じました。親がなにかに秀でた人だと、必ず子供は比べられる・・・。スポーツやテレビの世界でよくあることですよね。こぐまくんも、小さいながらそんなことを感じてしまう。けれど、やっぱりお父さんの立派な音楽家の血を引き継いでいて、才能があるところは認めて欲しい。それも、自分の中の音楽がちゃんとあるってステキなことだと思います。お父さんも、そこをわかっていてくれて、押し付けたりするんじゃなく、自由にハーモニカを楽しめるように導いてる感じがあたたかいです。

    投稿日:2004/01/27

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  • みんなそれぞれ違うんだね

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳

    くまが好きな3さいの末娘のために選んだ本でした。でも、字も多いし、内容的には小学生向きなのではないでしょうか。おとうさんやおかあさんと比べられて怒っている子供や、そんな子供が好きなことをやめてしまって悲しい思いをしている親に読んで欲しい本です。

    「そうやって、きみがずうっとふいていけば、きみのなかにあるおんがくが、ますますなりだいしょうになる」という、とうさんぐまの言葉は末娘に伝わったようでした。読み終わって、3歳の娘は子供部屋の隅っこに忘れ去られていたハーモニカを引っ張りだして、熱心にふいていました。それが、メロディになるにはほど遠いけれど、兄姉のピアノを聞いて育って来た末っ子が自分の音楽を探しているのでしょう。

    投稿日:2004/01/21

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  • 音楽好きのみんなに

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子9歳、女の子4歳

     こぐまくんのお父さんはハーモニカの演奏家。いつもの年はたくさんのハーモニカを試し吹きするだけなのに、今年はそのうちの一本をこぐまくんにプレゼントしてくれました。ハーモニカの練習をしていると、いろんな面白い吹き方ができ、こぐまくんはどんどん腕を磨きます。みんなから「お父さんみたいになれるかもしれない」と言われ、初めは嬉しかったのに、だんだん気が重くなってきました……。
     セバスチャン自身ハーモニカの演奏家、作曲家です。この作品は、彼の母親がお話を書き、父親がナレーションと音楽を吹き込んだレコードアルバムからインスピレーションを得て書いたという初の絵本。まわりの人が父親と自分を比較することに嫌気がさし、ハーモニカからちょっぴり遠ざかるこぐまくんの姿が描かれています。最後には自分の道を見つけるこぐまくんに拍手。でも、お話的には結末が予測できてしまい、邦訳が自然でないのかな……、なぜかしっくりこない箇所がところどころあったのです。
     息子は大の音楽好き。今度、実際にセバスチャンのハーモニカ演奏のCDを聞きながらもう一度読んでみるのも一案かなと考えます。ガース・ウィリアムズのイラストは可愛らしいですね。『おやすみなさいフランシス』を思い出しました。なんとウィリアムズは、ジョン・セバスチャンの名付け親なのだそうです。

    投稿日:2003/10/15

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