「シンデレラ」 なかなかよいと思う みんなの声

2歳の子供にはちと早過ぎましたが・・・・
（文章が幼児には長いので、いつも最後まで聞いていません）
母親のコレクション用としての購入なら文句なしにお勧めしたいです。

絵は本当に素晴らしく、魅了されます。
子供に美しい物を沢山目にする機会をなるべく増やしてやりたくて
購入しました。

また、品格の違いというものを分かり易く教えてやれますね。
逆境にあっても、決して心が醜くならない心の強さなど、子供にもシンプルに伝わるのではないかな、と期待したいです。

ただ教訓１はともかく、２は全く意味不明でした。
また、名付け親と仙女という呼び方が混在しているので、そこは子供には分かり辛いでしょうね。

それからこれは本当に蛇足ですが・・・・
ヘアスタイルや服装や服飾品の時代背景が全くバラバラです・・・・・
絵的に非常に美しいのでそんなことを気にする人もいないとは思いますが・・・・

とても美しい本です。
まさに光り輝くようなシンデレラ。
おはなしは少し長いので読むのが疲れるのですが、プリンセス大好きな5歳の娘は、最後まで集中して聞いていました。
でもディズニーに親しんでいる娘にとって、シンデレラを助けてくれるのが魔法使いではなく、名付け親の仙女となっているのが分かりにくく、混乱してしまったようです。
でも、原作に忠実なストーリーと芸術的な絵で、女の子なら一度は触れさせてあげたい絵本だと思います。

とにかく絵が美しいです。
特に、下の子の手に届いて乱雑に扱う可能性のある本棚に並べておくのはもったいないです。私の大切な画集としてしまっておきたいです。

娘は、ディズニーのシンデレラは知らなくて、その他、子ども向けに簡略化されたシンデレラも知らず、いや、四歳にもなって、お姫様絵本とかテレビも見せていなくって、ねむりひめは持っているけど、いきなりのお姫様絵本がこのシンデレラ。

ちょっと難しすぎたみたい。原作に忠実なものを与えたかったのですが、そうすると、このお話は、小学生以上くらいになって楽しめるようになるのかもしれませんね。
今の年齢で与えるのなら、簡略化されたものの方がいいのかな？悩むところです。

で、他の方も書かれていますが、最後の教訓が余分。
ペローの原作にあるみたいですが、原作に忠実なものを読みたくはあるのですが、教訓は省略して欲しかった。
読み聞かせる場合は、教訓は省略しています。でもそうすると、物語の終わり方が、ちょっと唐突な感じもします。

やっぱりこの本は、大人向けかなと思います。

お姫様好きな娘が、一番好きな絵本です。
東さんの絵も美しく、大人の私が見てもため息ものです。
子供が好きな魔法使いも素敵です。
魔法のシーンなどは、本当に幻想的で娘は大好きでした。
訳文もよいのですが。見返しのうらに教訓が載っているのだけが私にとって玉に傷。