「ぴよちゃんとひまわり」 なかなかよいと思う みんなの声

ひまわりの種を見つけたぴよちゃん。最初は食べようとしていたのですが、成長を見ているうちにひまわりと友達になります。
食べようとしてしっぺ返しをくらうのでなく、友達になるところがぴよちゃんらしくていいですね。
２〜３歳からとありましたが、うちの２歳１ヶ月児には少々文が多く、早かったようで、なかなか最後まで聞いてくれません。１点あるしかけには反応してしかけをさわりにやってきます。
ひまわりとの別れ、そしてまた来年…というお話でいいお話だと思います。

ひよこぴよちゃんはひまわりの種と出会い、育てていくお話し。ぴよちゃんの優しさや温かさを感じれます。そして花や虫などの自然も伝わってきます。ひまわりが咲くページはちょっとした仕掛けになってて・・・これは読んでからのお楽しみ。秋が来て・・ひまわりが枯れてしまってぴよちゃんは悲しくなりますが、また夏がきて沢山のひまわりと出会った時のぴよちゃんの嬉しそうな顔。お花って心を和ませてくれて、読んでて早く春来ないかな〜なんて思っちゃいました。ページ欄ではなく初めと終わりの欄外ページには草花や昆虫の名前が書かれていて、図鑑ぽくなっているのもおもしろいです。

毎回読んであげるたびに大人の私が声を詰まらせてしまう
本です。
枯れてしまうからこそ、次がまた来る。
植物の一生を学び、命の大切さをしるお話になっています。
息子はひまわりが育っていく過程も大好き。
（最初、ぴよちゃん、葉っぱ食べちゃうんだったんだよね。。ｗ）
夏にはあちこちで見かけるひまわりにその都度ぴよちゃんに
食べられなかったのね、と笑ってました。
今度の季節にはこれを持って大きなひまわり畑につれていってあげたいと思っています。

息子がお腹にいる頃　「お腹の赤ちゃんに聞かせたい絵本」として購入しました。
その時は　ぴよちゃんの絵が可愛らしいから。。。くらいの気持ちだったのですが　ちゃんと読んでみると「生と死　そして‘再生‘」がテーマの深い絵本でした。

しましまのたねを拾ったぴよちゃんは　食べるつもりで育てていくのですが　どんどんひまわりさんとの友情が芽生えていき、いつしか大切な友達に。。。
だけど　夏が過ぎて秋になるとひまわりさんはだんだん元気がなくなっていきます。

ひまわりさんを助けようと　一生懸命になるぴよちゃんの姿に涙がにじみました。

ひまわりさんはたくさんの種を残し、枯れてしまい。。。悲しく「ぴいよ　ぴいよ」と泣き続けるぴよちゃん。

だけど次の夏には　種がたくさんのひまわりとして大きく立派に咲き誇ります！

読むたびに　生き物の輪廻転生や再生などを考えさせられる一冊です。
絵本として読むには気軽ではないけれど　本当に良い絵本だと思います。