転校生のヨースケは、力が弱くて、走るのが遅くて、算数も苦手。
そんなヨースケはみんなに嫌な事を押し付けられても、戸惑いながら従い、それでも、いつもその子たちと一緒にいました。
その子たちはヨースケをいじめている意識は無くて、ヨースケも一人ぼっちでいるよりは一緒にいてくれる友達がいてくれる方がマシで…。
きっとそんな友達関係ってよくあるのかも知れません。
でもそんなヨースケの姿を見かけたお母さんが『みずいろのマフラー』に託した想いに、読みながら涙してしまいました。
途中までは「いじめ」がテーマの絵本かと思っていましたが、これは友情と親子愛の絵本です。
たくさんの子供たちに読んでもらいたいし、是非、親子で読んでもらいたいと思いました。