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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

世界で一番の贈りもの」 みんなの声

世界で一番の贈りもの 作:マイケル・モーパーゴ
絵:マイケル・フォアマン
訳:佐藤 見果夢
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年11月
ISBN:9784566050709
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,676
みんなの声 総数 10
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  • 子供も大人も読みたい本。

    第一次大戦中1914年のクリスマスのお話です。
    親の私も戦争を知らない世代なので,こういった本は歴史を知る上でもとても勉強になりますし,そして何より平和な世の中であることの大切さを痛感させられます。
    本当に題名の通りですね「世界で一番の贈りもの」。
    平和な世の中でありますようにと祈らずにはいられません。

    投稿日:2018/09/21

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  • 世界で一番の贈り物  タイトル通りでした
    1914年、戦場の最前線でクリスマス休戦をもたらした英独両軍の兵士に捧ぐ

    がらくたやで見つけたオーク材のふたつきの机の中の引き出しの中から見つけた館の中に入った手紙
    それは ジムという英軍の兵士が 妻に宛てた手紙です
    それは、クリスマスの時ドイツ軍と英国軍が互いに休戦して 互いに語り合い、酒を飲み交わし 歌い サッカーをしたという実話です

    第一次世界大戦にかり出された 兵士達は それぞれに残した家族達の元に早く帰りたかったのでしょう 
    このクリスマス休戦の様子を手紙に書き 家族に送りました。
    それを読んだ妻は、彼の帰りをどれだけ待ち望んだ事でしょう!
    しかし その後戦闘が激しくなり 夫は帰ってこなかったのです
    戦争の愚かさを憎みます

    妻は一人でどんなに悲しんだことでしょう
    この手紙の持ち主は 101歳になり 施設にはっていました
    その彼女に手紙を届けるのです
    101歳のおばあさんは この手紙を見て 夫のジムが帰ってきたと思ったのでしょう
    施設でもクリスマスツリーが飾られていて・・・   この手紙はおばあさんにとって ステキなクリスマスプレゼントになったことでしょう! 
    戦争は人々を不幸にさせるなにものでもありません
    戦争はいりません!
    ステキなお話しに感動しました!
    是非皆さんも読んでみてください

    投稿日:2016/06/12

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  • 奇跡なのでしょうか

    第一次世界大戦の時の話かと思われます。戦場でクリスマスの日にドイツとイギリスの双方の兵士たちが自発的に休戦し、共にクリスマスを祝ったという話です。そして、最後にはお互いの無事を祈って、また戦時に戻るという話でした。何故、戦争なんてするんだろうと、短い話の中で、憤り、そしてため息をつきましいた。この世界から戦争で死ぬ人がいなくなることを祈ってやみません。

    投稿日:2023/01/31

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  • クリスマス休戦の実話

    図書館のクリスマスコーナーで見つけました。
    第一次世界大戦の最中、ドイツとイギリスの最前線で自然と起きた、クリスマス休戦。
    その奇跡の出来事が、静かに語られます。
    温かさと切なさが、同時にやってくる感じのお話でした。
    このお話は、映画にもなっているということなので、見てみたいと思いました。
    大人にもオススメの絵本です。

    投稿日:2020/11/09

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  • 1914年、戦場の最前線でクリスマス休戦となった実話に基づく物語です。
    古道具屋で机を買った主人公が見つけたのは、第二次世界大戦中に戦場にいた夫から妻に送った手紙でした。
    手紙の中には、クリスマスにイギリス軍とドイツ軍が自主的に戦争を休んで、温かい交流をしたことがかかれていました。
    その手紙を、主人公は手紙の持ち主に返しに行くのですが…

    戦争という愚かな行為の中、たった一日だけ、両軍の兵士たちが正気に戻ったように、私には感じられました。
    戦争をテーマにした話は、悲惨だったり、悲しかったり、怒りに満ちたものだったりして、いろいろな形の人間の愚かさが表現されているものが多いと思います。
    しかし、この作品は、戦争中に、いかに普通の人々が平和を願っていたかがわかります。兵隊の多くは、普通の人で、それぞれに家族があり、仕事があり、普通の生活がありました。両軍とも、個人的には何の恨みもなかった様子が伝わってきます。

    私の一番好きなセリフはこれです。
    「この戦争を終わらせる方法が解ったよ。サッカーの試合で、勝負を決めればいい。サッカーなら、だれも死なずにすむ。親を失う子もない。夫を失う妻もない」

    小さな絵本ですが、書かれていることの内容は、非常に深く、心にしみます。
    美しい絵が、夢のように奇跡の物語を紡ぎだしてくれます。
    このような形で、戦争は二度としてはならないと、メッセージを送ってくれる本は貴重です。
    人間の良心がもっと表現されて、世界が平和になって欲しいと思わずにいられません。まだ、世界には戦争があります。どうか、未来には戦争がないように!

    投稿日:2017/03/01

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  • クリスマスの休戦

    「戦火の馬」という本から
    この本にたどり着きました。
    同じ作者のようです。

    絵本の体裁だけれど
    かなりお話は長く
    児童書のように感じます。
    高学年以上でないと
    ちょっと読みこなすのは難しそうです。
    でも
    ぜひ、読んでほしい!!
    戦争中に、白旗を交わして休戦したうえで
    敵も味方もなくクリスマスをすごす
    とても心温まるお話です。

    戦場は無機質に人を殺しあうところのような感じますが
    そこにいる人たちそれぞれに
    物語があることを思い知ります。
    サッカーのエピソードも効果的に使われていて
    戦争せずに、スポーツで、友好的に競い合えば
    平和な世の中になるのに・・と感じます。

    投稿日:2016/05/10

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  • クリスマス休戦

    戦争の最前線で戦っているのは普通の人々だと、改めて感じました。

    家族があり、戦争などはしたくはなく、家族と仲良く暮らしたい、そう願っているのに、国同士が戦っているからという理由で駆り出されてしまった人々。

    戦争の中でも人の気持ちを忘れずに、クリスマス休戦をしたという実話に基づく話らしく、

    胸に迫ってくるものがあります。

    時間を経て古道具屋で見つけた机の引き出しから出て来た手紙からそのことがわかるという成り行きにもドラマを感じました。

    絵がマイケル・フォアマン。私はフォアマンが使うブルーを勝手にフォアマンブルーと呼んでいますが、

    そのブルーが今回も活きていていてストーリーだけでなく絵も印象に残る絵本です。

    投稿日:2010/12/30

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  • 世界で一番の贈り物でした

    戦場のサッカーと1914年に実際にあった最前線での自然発生的なクリスマス休戦。
    フォアマンは別の作品でも取り上げていますが、とても象徴的な出来事だと思います。
    今でもワールドカップには、戦争中の国も戦争を中断した参加するという逸話も生まれています。

    この絵本は、戦場でこのクリスマス休戦を体験した兵士が妻に送った手紙がもたらすお話です。
    手紙が古い机の引き出しから見つかったことから始まって、手紙の内容を読んだ発見者が手紙の受取者を探すところまで、テレビのスペシャル番組を見ているような展開で、私を引き込んでしまいました。

    戦争で体験したクリスマス休戦。
    ドイツ軍とイギリス軍で始まった戦場のサッカー。
    別れてから、塹壕越しに取り交わした歌。
    兵士は、お互いにごく普通の人間であること、平和を望んでいること、仲良くなれることを痛感し、まもなく戦争は終わるだろうと書いています。
    それ以上兵士のことは書かれていないけれど、兵士が妻のもとに帰ってこなかったことが実感できます。
    戦争は、平和を望むごく普通の若者を巻き込んでしまったのです。
    クリスマス休戦の後の激しい戦闘が想像されます。

    この手紙は妻にとっては宝物だったのでしょう。
    年老いて101歳になったという妻のコニーは一人で施設の中にいました。
    この手紙を届けられた彼女は、夫が帰ってきたように思ったに違いありません。
    読んでいてジーンとしてしまったのですが、これに映像が重なったら号泣しているでしょう。

    私にとっても世界で一番の贈りものでした。

    投稿日:2010/07/28

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  • 優しい気持ちになれます!!

    • ぴあのさん
    • 40代
    • その他の方
    • 愛知県

    『クリスマス休戦』と呼ばれるこの状況は、果たして本当にあったのだろうか?
    戦争をしている最中にこんなことが起こりうるのかどうか、ちょっと不思議な感じもする。でも、そこで交わされるごくごく普通の日常会話を聞いているうちに、ここがどこなのか、どんな状況なのか段々と忘れてしまいそうになる。それほど、ありふれた会話を楽しむ兵士たち。考えてみれば、何も特別な人たちの集まりではなく皆それぞれが、誰かの親であり子供であり、夫であったりするどこにでもいる普通の市民たちなのであるからして、考えられない訳ではないと思えてくる。
    そして、物語の後半では、目頭が熱くなるのを感じながら読み進めていくことになりました。
    こんなに素晴らしいクリスマスプレゼントが実際にあったなんて、とても心温まる幸せな気持ちに包まれました。

    投稿日:2010/01/13

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  • 1914年のクリスマス休戦

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    がらくた屋で見つけた古い机を修理すると、
    開かなかった引き出しから手紙が1通。
    それはジムからの最後の手紙。
    そこには戦場の様子が綴られていたのです。
    第1次世界大戦のさなかのクリスマスの朝、
    イギリス軍のジムは、敵であるドイツ軍からの「メリークリスマス!」の声を聞きます。
    やがて両軍の兵士達はクリスマス休戦とばかりに一緒に宴会を始めるのです。
    兵士は誰だって戦争が終わって家族のもとに帰りたい。
    そんな想いが手紙に切々と書かれてあるのです。
    「ぼく」は宛先のジム・マクファーソン夫人である101歳のコニーを訪ねます。
    実話に基づいたお話ということでとても説得力があります。
    戦争の中での真の人間の想いが伝わってきます。

    投稿日:2006/01/10

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