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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

泥かぶら自信を持っておすすめしたい みんなの声

泥かぶら 原作:眞山 美保
文:くすのき しげのり
絵:伊藤 秀男
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2012年09月09日
ISBN:9784916016959
評価スコア 4.71
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みんなの声 総数 16
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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13件見つかりました

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  • 長く続くものには訳がある。

    60年上演され続けている舞台劇の絵本化だそうです。

    60年前って1950年代ですよね。
    その当時と比べて社会は大きく変化しています。
    それでも続いているという事は
    きっと人間の本質に響く何かがあるのでしょうか。

    絵本を読んでその秘密がわかった様な気がします。

    私は大人に読みましたが
    小学生ぐらいからお年寄りまで
    誰もがどこかに共感して
    主人公の「泥かぶら」とともに
    心の成長を体験できると思います。

    2時間ぐらいの舞台劇を
    よくここまで絵本化したと思います。

    作者・画家・編集者
    みなさまの努力に
    感謝です。

    ロングセラーになって欲しい1冊です。

    投稿日:2012/09/26

    参考になりました
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    10
  • じっくりと15分

    4年生の学年末に読み聞かせしました。
    分かりやすい文章ではありながら、長編です。

    10歳の子供たちは、男女問わず心にひびいたようです。
    二分の一成人式などの行事を通して、今までの人生を振り返る、これからの人生に希望を抱く、そんな時期の10歳にピッタリです。

    投稿日:2013/05/17

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    5
  •  5年生に読みました。あまり反応が良くなかったので、がっかりしました。どうしてでしょう・・・
     
     60年も続いている有名なお芝居だそうです。聞いたことがありました。

     泥かぶらと呼ばれ、悔しい思いから粗暴な振る舞いをしていた女の子が、旅の老人に3つの事を教わり、変わっていくというお話しです。

     自分の顔を恥ずかしいと思わない・・・自分の事を恥ずかしいと思っていては自分を好きにはなれませんね。自暴自棄になってしまいます。まず自分を好きになれるようにしたいと思いました。

     いつも笑顔で・・・笑顔はまわりを和ませます。人を思い出すときその人の笑顔が出てくるといいですね。私の事を思い出してもらえるなら笑顔の私でありたいと思いました。

     いつも人を思いやる・・・難しいですが、自分だけじゃなく、まわりの人も幸せでないとやはり幸せとは言えないと思いました。

     老人の教えはとても考えさせられましたが、泥かぶらは教えを信じ、自分が変わっただけではなく、人買いのおじさんの考えも変えてしまいました。

     出会う人によって人は変わるのですね。
     最後まで呼び名は泥かぶらでしたが、本当の名前を知りたかったです。泥かぶらなんてどこにもいないのだから・・・

    投稿日:2013/01/26

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    3
  • 懐かしの舞台が絵本に

    私がまだ中学生の頃、学校行事で「泥かぶら」を鑑賞したのを今でも鮮明に覚えています。あの懐かしい舞台が絵本になってくれたのに感激です。人権に対する意識がまだまだ薄かった時代に、本当に大切なことを教えてくれました。この作品と出会えた感動を、現代の子どもたちと共有できることに感謝と喜びで胸がいっぱいです。くすのきしげのりさん、ありがとうございます。

    投稿日:2013/04/10

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    2
  • 劇でみたいな〜 このお話

    1950年新制作座成立 「民衆の中で 民衆と共に演劇を創る」
    このおはなし「泥かぶら」は文部省大臣奨励賞を受賞したのですね

    どろのついたかぶら   さて、 みなさんは「うつくしい」ということを どのように おかんがえでしょうか。
    こんな といかけのことばからはじまります

    きたねえ  みにくい  みんなから 「泥かぶら」といじめられた女の子のお話です
    みんなにいじめられて、自分はひとりぼっち  人を恨み 心がいじけていくのですが・・・(なんだか 分かるような気がします)

    そんなとき 老人に 褒められて「ありがとうよ」優しい言葉をかけられるのです

    老人のまえで 悲しい心を はきだし 「うわーん」と大声で泣くのです(伊藤さんの絵が すごく迫力あるのです)
    この受け止めてくれる老人との出会いで 初めて素直に 美しくなりたいと思うのです(大事ですね 受け止める人がいるということは)

    「どんなときもにっこりわらうこと」 そうすれば 美しくなれる
    人に親切にする そんなことを教えられるのです

    悪人のじろべいの手紙をよむと 泥かぶらがどれほど 老人の教えを守って 笑顔で接したかがよく分かります
     悪人の心を変えたのですね
    二人のやりとり 関係も優しい心が よんでくれたのですね

    ほとけさまのようにうつくしいこへ(手紙のむすびです。なんという賛辞でしょう)

    涙の出てくるお話しです

    このお話しは 劇で見たいです!! きっと 涙するでしょうね!(60年も演じられたお話しなんですね。すごい!)

    舞台劇を絵本化されました。みんなに読んでもらえれば いいな〜と思いました 

    今、虐めで自殺する子がいますが、泥かぶらのお話しのように
    あってほしいと願います

    投稿日:2013/03/19

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    2
  • 心の泥

    • こりえ♪さん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子6歳

    泥かぶらと呼ばれた一人の女の子のお話です。

    美しくなるための3つのきまりごと。
    正直これを実行するのは、本当に大変なこと。
    泥かぶらのとった行動も、本当はそれでいいの?と思う人もいるでしょう。

    でも何でしょう。読み終わった後に、今までの自分を振り返り、
    心に泥がついていた部分を、とっても恥ずかしく思いました。
    お話に登場した意地悪な子や、人買いの悪人のように、
    泥かぶらに心を洗われた気分になったのです。

    これから私自身も少しずつ、心の泥を落としていきたい。
    そう思いました。

    投稿日:2012/10/24

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    2
  • 大事なことは、今も昔も変わらない

    表紙の絵と題名から、何となく昔話、民話なのかなと思い読んでみました。あとがきを読むと1952年新制作座によって現在まで日本全国、海外において15000回以上も演じられてきた作品とのことです。
    とある身寄りのないひとりぼっちの女の子が、醜い、汚いと皆から馬鹿にされ、「泥かぶら」と呼ばれていた。ある日旅のご老人が授けてくれた3つの教え、「自分の顔を恥ずかしいと思わない、どんな時も笑顔で、人への思いやり」を心の中では納得はイカナイなんて頃もありつつも、ナンとかそんな思いと葛藤しながら成長していく「泥かぶら」。そしていつしかそんな彼女が変わっていくのと同時に、周りの対応やらも変わっていく様子がじわじわと伝わってくるのです。自分が変われば周りも変わる。いじめの問題にもあとがきで触れています、教育現場に携わってきた作者が、敢えて書かずには要られなかった熱い思いは力強く受け止めることが出来ると思います。素直になること、豊かな人生を過ごす為に気負わず、人を思いやる。たったそれだけのこと。大事なことは今も昔も、そして子供にも大人にも変わらない大切なことなんだなぁとしみじみ思い知った作品でした。

    投稿日:2013/07/02

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    1
  • 旅の老人

    泥かぶらの周りに一人でも旅の老人のように「おまえは よい子だ」と誉めてくれる大人がいたらよかったのにって思いました。泥かぶらがにっこり笑い、どんな仕打ちを受けても、人に親切に接するのには、出来そうに思えてもなかなか出来そうにありません。よく頑張ったと感心しました。

    投稿日:2013/03/17

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    1
  • 舞台劇を絵本にしたものと知ってナットクです。
    少々荒削りに思える絵が、舞台上の演劇をメリハリある形で表現。
    長時間の台本から絞り込まれた骨格を数少ない絵とページで表現。
    泥かぶらと呼ばれ、人から蔑まれた女の子が、誰からも好かれる心美しい女性に変身していく過程に、心揺さぶられるパワーを感じました。
    孤独で、人から蔑まれ、心荒々しく反発していた女の子が、旅の老人に自分をさらけ出し、自分の悲しみつらさを訴えたこと。
    自分を開放することで「ジョハリの窓」を拡げていったこと。
    そこに、自分に対する救いの言葉がありました。
    「自分を恥じないこと、笑顔でいること、人を思いやること」の3つのこと。
    これは「自己肯定」、「他者肯定」と「物事に良さを見つけること」と、人生読本のような教えでしょう。
    実践することは難しいけれど、泥かぶらはそのことに自分を賭けました。
    その間の苦労は省略されているけれど、嫌なことより、良いことが自分の心に拡がってきたとき、自分の生き方に楽しさを見つけた泥かぶらでした。
    それは、悪人さえも改心させるほどの優しさになりました。
    お話しは余韻をもって終わります。
    舞台も人の心を揺さぶるからこそ、演じ続けられているのでしょう。

    投稿日:2013/02/01

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    1
  • 自分が変わる

    すごく重みのあるお話でした
    60年にわたって舞台で演じ続けられてきた物語の絵本化は伊藤秀男さんの迫力あるイラストで心情が伝わってきます
    中には「いじめ」と結び付けて考えてしまう方もいるかもしれませんが、この物語は他者からの影響を、自分のものとして、老人の言われた事を信じて貫き通した事実がすごいと思います
    その姿でさらに周りの人間までも変えて行ってしまう…
    他人を変えるにはまず自分が変わる
    どんな人間でも「心」には必ず美しさを持ち合わせているんだと、強いメッセージを読者に投げかけてくれました
    心に残る一冊になりました
    多くの人の心に届いてほしいです

    投稿日:2013/01/15

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