牛を解体して食肉にするお仕事を
ドラマチックに取り上げています。
お肉になってパックされている部位と
牧場などで生きている牛は
イメージとして生々しくつながることはないですが
実は、この牛を殺してお肉にしているんだよーということが
とてもよくわかります。
ただ・・・
肉になることは、もっと事務的なことのはずで
それをあえて「ペットにしていた牛を連れてくる」ドラマ仕立てにしてあるところが
かえってこのおはなしの本筋を
ぼやかせているような気がしてなりません。
娘は「貧乏だから、大切な牛まで売らなきゃならなくなったんだね・・」と言っていました。
以前「ブタがいた教室」という映画の原作本を読んだ時に感じだ
微妙な違和感を、少しだけ感じてしまいました。