「しろのほん」 なかなかよいと思う みんなの声

白ばかり集めた絵本です。

例えば大根の絵が載っていると

その下に小さく文字が描かれていて

にんじんだったらあかのほんとかいてあります。

その絵に似たものや比較できるものが

何色の絵本か説明されているのが

おもしろいなと思いました。

「あかのほん」を読んでから、こちらの本を読みましたが、出来ることなら「くろのほん」も一緒に見ればよかったかな・・・

「しろくま」　ふつうの　くまは　くろのほん
などのように、「あか」「しろ」「くろ」の３冊が関連しているからです。

この１冊でも楽しめますが、３冊並べて読めれば、より面白いと思います。

白というと純白・純潔・静寂などのイメージがあります。

白髪そういえばこれも白でしたね。自分のイメージ外のものを見つける驚きがありました。

救急車の運転手が包帯だらけなのが、妙におかしいですね。色の本なのに遊び心があります。毎回、クスッと笑えるのがいいなと思います。

「あかのほん」「しろのほん」「くろのほん」があって、連動しているので一緒に読むと尚楽しいですよ。

白色を揃えてあるだけに止まらず、ユーモアもあって楽しめました。

色の本が欲しくて手に入れました。全部白色だねー。と言っているのですが、大きくなってもっとはっきり色の区別ができるようになったら、小さい文字で”包帯をする前だったら赤の本”と書いてあるので、赤の本を見て”ほんとだねー、包帯をする前なら赤なんだねー”とあかのほん（同一作者）を一緒に確認できるようになったらいいなと思っています。

しろいものが集まった本ですが、単純にそれだけではなく、
「○○だったら赤の本」「○○だったら黒の本」と下の方におまけのように書いてある一行がとても面白いです。なるほどなーと大人が感心させられる本です。