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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

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ママがおばけになっちゃった!」 4歳のお子さんに読んだ みんなの声

ママがおばけになっちゃった! 作:のぶみ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2015年07月16日
ISBN:9784061332676
評価スコア 2.56
評価ランキング 205,173
みんなの声 総数 60
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4歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • できれば自分の子どもには読ませたくない本だと思いました。

    死を扱う絵本はたくさんありますが、この絵本はどこか「なんか感じ悪いよね」という違和感を覚えます。

    大切な人がいなくなる、ということの重大さをあまりにも軽々しく描きすぎているからでしょうか。

    ママがおばけにならなくても、子どもを大切に思う気持ちは伝えられるのでは。
    いたずらにママがいなくなることの恐怖心をあおって、ママはどこにも行かないで、という気持ちを子どもに植え付けてしまうような気がします。

    本当に、ママが子どものことを大切に思い、子どもにとって伝えなければいけない何かがあっておばけになるとすれば、それは「さよなら」という言葉ではないでしょうか。

    突然訪れる死が、不幸にも現実のものとなってしまった子も世の中にはたくさんいます。

    もう会えないことが信じられない、もっと一緒にいたかった、楽しかったときの思い出がめぐり、けんかしたり悪いことをしたことを後悔し、いろんな気持ちが湧いてきて整理がつかない、受け止められない。

    そうした子どもたちのやりきれない思いは、ここでは全く掬い取られていないように思います。


    ここで扱われている「死」は、あまりにも軽く、その軽さが大切な人の死や、そのさなかにめぐる様々な思いを軽んじているような気がします。

    24時間テレビにあるようなただ感動を誘うだけの演出のような既視感を感じ、同時に不快感を拭いきれませんでした。
    それが感動のポピュリズムだとすれば、そういうものなのかもしれませんが。

    投稿日:2015/10/08

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    82
  • 安易に読むべきではない

    感想を書くかどうか迷いましたが、自分への反省と
    参考になればと思い書かせて頂きます。

    全ページ試し読みのランキング上位に現れていたので、
    なんの気なしに子供と一緒に読みました。
    そもそも試し読みの機能について再確認。
    子供と一緒に読んで、おもしろい!と反応がよかったら
    買うという使い方もさせて頂いた事があるのですが…
    絵本を子供に読ませる前に親が内容を事前に確認して
    これは我が子に読ませて大丈夫なものかどうかを
    確認する作業。。そのためにもある試し読み機能を、
    安易に子供と一緒に楽しみ、その作業を怠っていた自分への反省

    まず、冒頭から
    ママは、くるまにぶつかって、おばけになりました。

    という衝撃の一文からはじまりるストーリー。
    あれれ、これだいじょうぶかな、と思ったんですが
    途中でやめる訳にはいかず最後まで読みすすめました。
    これは、本当にママを失った子のために書かれた絵本?とも
    途中で思いましたが、そうではないのですね
    (あとで作者さんの意図を拝見しました)

    作者さんの伝えたいこと(ママの大切さ)、もわかるし
    悲しい話、重たい内容だからこそ、ユーモアもまじえつつ
    あまり怖い感じにならないようにと
    考えてかかれた絵とストーリーだと思うのです。

    しかし。
    4歳の息子にははやすぎた
    性格的なものもあると思います。

    結果からいうとうちの息子はこれを読んだ日(夜)、
    いつもは1人でいけるトイレがいけなくなり
    (ずーっとみてて、そばにいてと言いました)
    普段最近はほとんどしたことがない夜泣きを3度
    吐くんじゃないか?というほどの大泣きでした。
    そしておねしょ。

    この絵本との因果関係は決定的ではないかもしれないけれど
    母親の直感で感じました。

    この絵本を否定する訳ではありません。

    もし母親がいなくなったら、を考えさせる年齢
    こういった絵本で考えさせたいかどうか
    子供の性格
    読んだ後にどういった会話をしてフォローをいれるか

    事前準備を相当したうえでないと
    気軽に読んではいけない絵本のように感じました。

    投稿日:2015/09/13

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    64
  • 子どもには絶対に読みたくない本

    • ccさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳

    アマゾンで1位になっていたり、本屋で泣けると書かれていて、
    気になっていましたが、お母さんの死についての絵本を手元に置くのを悩んでいたところ、
    絵本ナビで全ページ試し読みができたので、読みました。

    ページが進むにつれて、本当に気分が悪くなりました。
    絵本で★一つをつける唯一の本になるのではないかと思います。

    お母さんが突然事故死したことから始まりますが、
    事故死したことに対し、おっちょこちょいの言葉での表現。

    お母さんが亡くなったのに、お父さんすら出てこない。
    母子家庭ってことでしょうか?

    かんたろうという名前は他の仮面ライダーシリーズでも出てくる男の子の名前で
    子どもたちが好きな他の絵本の主人公と同じ名前のお母さんを殺す作者の考えのなさ。
    せめて名前を他の名前にするべきだと思います。

    死のテーマだけだと重いだろうから、鼻くそ・パンツの話をすれば、
    子供が笑うと安易な考えてるのかとしか思えず、気分が悪いです。

    自分自身4歳になったばかりの子供がいますが、
    おばあちゃんの死を体験したとき、子供なりに理解しているのがわかり、
    子どもの感受性の豊かさを感じました。

    子どもにお母さんをもっと大切に思ってほしいという意図で
    書かれた絵本と聞きましたが、お母さんを大切に思ってほしいというために
    死をテーマにしてほしくないです。

    乳幼児にとって、お母さんはなくてはならない存在だと思います。
    安易に殺し、軽い調子で絵本にしないでほしいです。

    だいぶ涙もろい方だと思いますが、全く涙なんて出てきません。
    これで泣くのであれば、どのように感じているのか不思議に思う位です。

    絵本ナビでも2回目の絵本コンシェルでおすすめ絵本に出てきましたが、
    正直この絵本を安易におすすめで出してほしくないです。

    出版社・書店・ネットともにこの絵本をすすめるのであれば、
    もう少し説明を入れてほしいです。
    何も知らず、勧められて買ったら、
    ショックを受ける人もおり、賛否両論の激しい絵本だと思います。

    投稿日:2016/01/04

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    59
  • うーん・・・?

    親戚の子と読みましたが、中盤で飽きてしまった様子でした。
    読み聞かせているわたし自身も、
    「これは子どもに読んでいいのかな・・・?」
    と戸惑ってしまう内容で、途中でストップしました。

    ママの視点で読むと、胸に迫るものがあると思います。
    「身近なひとを大切に」
    というテーマも理解できるのですが、
    「ママが大切」という気持ちは
    このような衝撃的な内容で 無理に引き出そうとしなくとも
    小さい子たちなりに、持っていると思います。
    わたし自身が、そうでしたから・・・。

    親をなくす恐怖を感じるのは、
    大人になってからでも じゅうぶんだと思います。
    嫌でも、そういう時が来てしまうから・・・。

    小さなうちは、
    もっとポジティブな内容で親子の絆を深めたいなと思いました。

    投稿日:2015/11/11

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    13
  • 絵本は自分の世界に入る

    私は幼い頃に母が消滅しました。生きているのですからおばけになって会いにきてくれるわけがありません。
    私が次に会ったのは18歳の時、兄弟に誘われて顔を合わせ、挨拶程度の会話をしたら「長年一緒にいなかった人は例え母親でも家族ではないのだ」と感じ、別れました。
    次に会ったのは25歳。わたしには子どもがいました。もうすぐ死ぬというお知らせでした。たまたまそのお知らせのあった病院がわたしの住んでいたところから近く、子どもと私で行った時に彼女は息をひきとることとなりました。
    私の子どもは冷たくなる人間、冷凍された人間、焼かれて骨になった人間の姿をこの目で見ました。
    幼い我が子は何度も目を背けていました。
    その後、私の子どもはYouTubeでこの絵本と出会いました。それから「あのひと、おばけになってあいにくるの?こわい」と不安そうでした。私にとって母親でも、我が子は死んだことしか知らない、未知の人間なのです。
    でも「ママがおばけになってあいにくる」と信じてしまいました。私のママはママではないから大丈夫と伝える難しさ。そんな家庭もあります。どうか、簡単に死を扱わないでいただきたいです。

    投稿日:2018/11/21

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    7
  • 閲覧注意な絵本。

    図書館で人気とのことだったので、
    予約して何ヵ月も待って借りました。

    あまり深く考えずに、さらさら〜と読むと
    「ママは先に死んでしまうもの」
    「死ぬということは、寂しいこと」
    「ママはいつでも子供のことを大事に思っているよ」
    ということが学べる絵本なのかなという風に思いました。

    のぶみさん独特の可愛らしい絵のタッチが
    あまり重くならないように感じさせられます。

    ただ、おばあちゃんと男の子のユーモアを交えてのやり取り。
    あの点が、不快に思う人がいる原因かな〜と思いました。

    男の子がママに鼻くそ食べさせたとか
    ママの適当料理が二度と食べられなくて
    おばあちゃんの丁寧な料理が毎日食べられるとか、あの件。

    自宅で読み聞かせるのって
    母親自身のことが多いので、
    自分が落とされてる気分になってしまうかも。

    いつもであれば、くすっと笑えるようなユーモアでも
    内容が内容なだけに…それはないよ…と。
    思ってしまうのかもしれません。

    実際に、主人も「何だか茶化している感じがして…」と。
    息子は、性格や好みもあるとは思いますが
    表紙を見ただけで「おばけのお話は怖いから嫌」と。
    「おばけが怖いけれど読んでみる」と言ってくれたので
    読み聞かせてみましたが、ショックだったのか
    「見えないところにしまって」と言いました。

    大丈夫大丈夫!こんな冗談なら!
    という懐の広いお母さんなら
    どーんと構えて読んであげられるのかも?

    投稿日:2016/12/04

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    5
  • 「ママは死んでくれないで」

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子3歳、男の子1歳

    前から気になり、図書館で借りてきて読みました。

    軽々しいというコメントもありますが、
    小さい子にはこのくらいの明るさでなければ、
    死というテーマを扱うにはきついし、
    まず興味を持って聞いてくれないような気もします。

    4歳の子に読むと、
    読み終わった後に、
    「ママは死んでくれないで」と
    言ってくれました。

    もし、私が死んだらこの子はどうなるんだろう、
    下の子はまだ離乳食も完了していないし、おっぱいも飲んでるし、
    見てくれるおばあちゃんも知人もいない遠距離だし、
    パパ一人で育てていけるかな、
    もっといろいろなこと教えてあげたいし、教えとかなきゃいけなし、
    この子たちがどんな子になるのかみたいし、
    いっしょに喜怒哀楽しながら過ごしていきたい・・・
    と、いろいろ考えさせられました。

    当たり前のことですが、
    毎日を大切に、
    後悔しないように、愛をたっぷり伝え、
    健康に気をつけて生きていこうと思いました。

    投稿日:2016/08/31

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    0
  • 初めて悲しい涙

    以前テレビで紹介されていて一度読んでみたいと思ってました!やっぱり素敵な絵本でした。息子が初めて「僕 悲しい」と言いながら泣きました。本を読んで泣いたのは初めてでした。もちろん私も涙をボロボロ流しながら読みました。死について初めて触れた瞬間でした。笑える内容もあり楽しく読めました。そして母と息子の絆がもっと深まりました。息子のお気に入りの絵本になりそうです。

    投稿日:2016/02/02

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  • お母さんが交通事故で死んでしまうっていう
    ショッキングな境遇の男の子のもとへ、
    ママのおばけがあらわれるっていう設定です。
    これ、子どもにはかなりショッキングだし、母親である自分としても
    ショッキング! お父さんもいないのかな??
    でも、「おっちょこちょい」ってことで、
    ものすごく軽い感じで進んでいきます。
    まあ、そりゃあ重いテーマだから、
    重くしたら重くなりすぎるとは思うので、
    自分には母親がいて、これはお話って
    思いながら読める子にはいいと思いますが、
    実際にお母さんやお父さんを亡くした子どもには
    ちょっと読みにくいかもな〜って思いました。
    こういう絵本があってもいいけど、
    読む場所を選ぶかも、ですね。

    投稿日:2015/09/15

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