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木のすきなケイトさん」 大人が読んだ みんなの声

木のすきなケイトさん 文:H.ジョゼフ・ホプキンズ
絵:ジル・マケルマリー
訳:池本 佐恵子
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2015年09月15日
ISBN:9784776407225
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 14
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  •  北カリフォルニアで育ったケイトは木が大好き。葉っぱでたくさん遊びました。学校では科学や生物の勉強が大好き。19世紀の この時代、女の子が科学の勉強をすることは稀でしたが、ケイトは大学にも行って学びました。

     南カリフォルニアのサンディエゴで働き始めたケイトでしたが、この町には木はほとんどありません。ケイトは専門家らしい知識を駆使して、町に木を植え始めます。 

     サンディエゴは、今では緑でいっぱいの美しい町だそうです。おはなしの中では淡々と描かれていますが、19世紀、女性が大学で科学を学び、さらに 赴任した地で、率先して町を変えていくことは大変なことだったのではないでしょうか。

     調べてみると、ケイトが大学を卒業した1881年は、朝ドラで有名になったあさちゃん、広岡浅子が炭鉱事業を始める少し前です。アメリカでも日本でも、女性が「女性」という枠に押し込められることなく、自分らしく生きようとし始めた、そんな時代だったのですね。

     大好きな一筋の道を歩み続け、乾いた町と人々の心に 緑で潤いをもたらした実在の人物、ケイトのおはなしです。明るい緑、深い緑、そして木の幹の茶色が調和した とても素敵な絵本です。

    投稿日:2016/04/17

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  • 1本の植樹から始めた女性

    私も木が好きなんで、手に取りました。サンディエゴにあるバルボア公園の「母」と呼ばれるキャサリン・オリヴィア・セッションズという女性の業績が描かれた絵本でした。

    サンディエゴは昔は砂漠の町だったなんて知りませんでした。後ろ書きに書いてありましたが、育苗をする地として公園を町から借りる際に、毎年100本の木を公園に植え、300本を他に植えるというのが条件だったそうです。
    情熱がなければできないことだなと思います。地球温暖化が警鐘されている今こそ、彼女の業績を顧みる時期かと思いました。

    投稿日:2024/10/28

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  • キャサリン・オリヴィア・セションズのよび名はケイト。

    北カリフォルニアの森で育ちました。

    木の大好きなケイトさんが、大学で科学を学び、カルフォルニア大

    学で科学者として卒業しました。大学をはなれたケイトは、南カリ

    フォルニアのサンディエゴという町で、働くことになりました。

    仕事は、学校の先生で、副校長先生も兼ねていましたが、2年間

    だけ先生を続けて、植物を育てる園芸家になりました。

    砂漠に植える木は、無理だと言われてもケイトは、世界中の木に

    ついてずっと勉強をしていたので、ぴったりの木を、どこで、どう

    やって見つけたらいいのかわかったのです。砂漠の町サンディエ

    ゴを緑の町にかえたケイトさんの実話でした。

    投稿日:2019/07/11

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  • 好きなのは大切!

    時代によっては性別で色々縛られていたのですよね。
    特に女性は。
    そんな中でも自分の意思で好きなこととやしたいことに向かっていった強い思い。
    素敵だな〜と思いました。
    これから未来ある女の子たちに読んでほしい1冊に感じました。

    投稿日:2019/05/09

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  • 実在したとは驚き

    植物がすきで学んできたケイトさんが、就職で移り住んだのが木のない砂漠の町。そこで生きるケイトさんが、淡々と描かれています。ゆるがない強い意志で好きなことを貫いていく姿に考えさせられました。まさか、実在した女性とは!
    絵もとても素敵です。カバーをとってみると、ちがう絵があらわれて、これまた楽しいです!

    投稿日:2018/09/27

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  • 木が大好きなケイトさん
    木はケイトの友達でした  
    木は森の動物や鳥 植物を守ってくれるんです

    そして その思いを実現させたのです    大学で学び卒業後
    南カリフォルニア サンディエゴで教師として働くのですが
    町に木や森がないのを見て    この土地に合う木を育てるために 園芸家になりました
    世界中の人からから 砂漠でも育つ木を 学び実践したのです


    町の人々の協力も得て 町中の木がたくさん広がり 
    バルボア公園という名前が付けられました


    町はケイトの熱心な研究と やり遂げる心で みんなの協力を得て   美しく 生まれ変わったのです



    すばらしいケイトの仕事であり 生き方です!
    こうした 女性の働きに 感動します
    一つのことを 学び 思い続ける  ケイトの生き方に感動しました


    私達は 今 木や森を守り 人々がどう生きるべきかを学ばなければと思いました

    投稿日:2018/08/30

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  • 大好きが起こしたこと

    2016年度読書感想文コンクールの中学年課題図書。
    『THE TREE LADY』が原題。
    砂漠を緑の町にかえた、ある女のひとのおはなし、が副題です。
    表紙のアングルがなかなか素敵です。
    1860年代のアメリカの少女、ケイトが主人公。
    まだ女性が科学を学ばなくていいといわれていた時代、
    大好きな木の勉強を始めたケイト。
    卒業後、就職先が砂漠の町だったというご縁で、
    ケイトはその町サンディエゴを、緑の町にしようとするのですね。
    さらっと描かれていますが、たくさんの苦労があったことだと思います。
    でも、大好きが起こしたことが、まっすぐ伝わってきますね。

    投稿日:2016/10/21

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  • 緑が好きな人が作った公園のはなし

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    日本では2015年9月に出版されています。
    (第62回青少年読書感想文全国コンクール(小学校高学年)課題図書の1冊)
    ケイト・セションズという女の人の伝記絵本です。が、この本にかかわっている人たちには園芸関係者が多く、少し特殊な科学の絵本といってもいいのかなぁと、思いました。

    主人公のケイトさんが舞台の場所サンディエゴにやってきたのは1988年です。
    その当時のサンディエゴは植物が育ちにくい乾いた土地でした。
    けれども子どもの頃から植物が好きだったケイトさんは、教師としてやってきたこの町に緑がないのを悲しみ、
    さらには教師を辞めて、その後の生涯をこの町の緑化(植物を植え育てること)についやしました。
    この絵本は彼女のその一生と、彼女が作り上げた町の公園のことが描かれています。
    この公園は「バルボア公園」と呼ばれ、今ではサンディエゴで有名な観光地になっています。
    絵を描いたジル・マケルマリーも植物が好きな方のようで、住んでいるのは木々の多い場所だそうです。
    表紙絵の作りがインパクトがあります。
    この絵本を手にしたら、ぜひ表紙を広げてみてください。
    こうするとさらに、木々の緑を感じられるような気がしませんか?

    投稿日:2016/05/28

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