人間長く生きてくると、何でも許せる心境になるのでしょうか・・・。
雷親子がうちに来るという、異常なシチュエーションや
ラストの「で、それは大丈夫なん?」という展開まで、
おじいちゃんの「いいからいいから」という言葉で
オールOKとなってお話は進みます。
なんだか、いろんなものに追われて一日が終わってしまう日常が、
とても馬鹿らしく感じてしまうような
なんともいえないのんびりとした時間が、
この本の中には流れています。
私はいつも桂小枝風にねばっこく「いいからいいから」という部分を読んでいるのですが
みんな、この決め台詞をどんな風に読んでいるのかしら・・・。
とてもとても気になります。