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ロバのシルベスターとまほうの小石」 大人が読んだ みんなの声

ロバのシルベスターとまほうの小石 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:せた ていじ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2006年02月
ISBN:9784566008359
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 87
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  • 私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これはひじょうに面白くて、ホットな気持ちにさせてくれます。私はこの本を読みながら、ストーリーの世界に引き込まれていく快感がありました。この本を読んでから、小石を見ると、またこのお話を思い出します。素晴らしいの一言に尽きます!

    投稿日:2022/06/26

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  • 人生について知るということ

     アメリカに「コールデコット賞」という有名な絵本の賞があります。
     これは、アメリカ図書館協会が,アメリカで出版された絵本の中でその年のもっともすぐれた作品に贈る賞で、1937年に創設されています。
     賞の名前は,19世紀の絵本画家,ランドルフ・J・コールデコットからとられています。
     ウィリアム・スタイグ作のこの絵本は1970年にコールデコット賞を受賞しています。
     受賞の際のスタイグさんのスピーチが巻末に収められています。
     そのスピーチの中でスタイグさんはこんなことを話されています。
     「児童文学をふくむ芸術は(中略)謎を謎としたままで人生について知ることを助けてくれます。(中略)そして不思議だと思うことは、人生に敬意を払うことにつながります」と。

     絵本の主人公は、変わった色の小石をあつめるのが大好きなロバのシルベスターくん。
     ある日、彼は小さな、魔法の小石を見つけるのですが、まちがって、自分が石になる魔法をかけてしまいます。
     家に帰らないシルベスターくんを心配してお父さんもお母さんも、村の動物たちも一生懸命探すのですが、まさかシルベスターくんが小石になっていると思いませんから、見つけることができません。
     季節がめぐって、新しい春になりました。シルベスターくんの両親は悲しみから抜け出そうと、ピクニックにでかけます。
     そこには小石にかわったシルベスターくんがいます。
     さあ、お父さんお母さんはシルベスターくんに会えるでしょうか。

     絵本にはどんな魔法もありません。
     最後に誰もがよかったと思えることこそが大事なことではないでしょうか。
     スタイグさんはそんなことを描きたかったような気がします。

    投稿日:2019/04/14

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  • 思い出す絵本

    ふとした時に、思い出す絵本です。
    必ず、きまって、「もしも自分がシルベスターだったら・・・」と、あんなにも長いあいだ石になっていたシルベスターを思い出すのです。
    文章は多いのですが、ストーリーが面白いので
    ものがたりが好きなお子さんであれば、
    きっと楽しめると思います。

    投稿日:2018/08/16

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  • 出会えて良かった

    長い長い悲しみの末に
    やっと、普段の自分に戻れたシルベスター。
    つらいつらい一年間の末に
    奇跡的に愛する息子に会うことがかなったダンカン夫妻。
    これ以上、望むことがあるでしょうか?と言うのは
    本当ですね。
    この試練がなく、ただ、のぞみのかなう赤い小石を所有したとしたら
    それは、とんでもなくがっかりすることに
    なっていたかもしれないなと思いました。

    投稿日:2018/02/19

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  • 一番大切なもの

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    なんでも叶うまほうの小石。
    何かリスクがあるのかな?と思いましたがそんなこともなさそう。これなら私も欲しいなー。
    しかし、私も案外シルベスターのようにせっかくのまほうの小石の使い方を間違えてしまいそうな気もします。あわててしまうと、ね。
    シルベスターの両親の気持ちがすごくよくわかります。子どもをある日失ってしまったら…。
    私の一番大切なものはこの一家と同じものだなーと実感しました。

    投稿日:2014/03/14

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  • まほうの小石

    • タマゴさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    まほうの小石とは何だったのでしょうか?

    われをわすれるほど小石をながめていたシルベスターは、望みが叶うまほうの小石で、望み通り岩になりました。
    そんなシルベスターが、イチゴ山でただひとつのチャンスを、小石を握ることなく願っています。
    「もう、星がふるほどの夜になっていました。」という言葉に、たった一つのチャンスがあるはずなのに、信じられない、つかめないという、希望のような悲しみ、でもそれを手にしたときは、星がふるような喜びが待っているのではないか…そんなことを感じました。

    この絵本は「おもしろい」「感動」という言葉だけでは言い表すことのできないものがたくさん詰まっています。
    読む人の数だけ捉え方があり、私はこの絵本から人生の輝きを感じました。

    ウィリアム・スタイグはどんなことを思いながらこの絵本をかいたんだろう…そんなことを考えながら読んでみるのも楽しいかもしれません。

    投稿日:2013/01/29

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  • 親心が身にしみる

    • みるぴんさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子2歳

    偶然、魔法の石を手に入れたシルベスター。
    ライオンに会いとっさに、石になってしまいます。
    読み始めて、すぐにシルベスターは石に。
    イボを取って喜んで、家に帰ってみんなを喜ばせようとしていたのに。
    予想外の物語の始まりにドキドキしながら読みました。

    息子がいなくなった両親の悲しみ、悲しい表情、子供の母になってからは、物語の中の親の気持ちに自分がなるようになりました。
    息子が大きくなったら一緒に読むと思いますが、息子は親の悲しみを理解してくれるかな?

    季節が巡り、春になっても悲しむ両親。心に沁みます。
    最後は、シルベスターが元の姿に戻れて、本当に良かった!
    魔法の石、もし本当にあったとしたら、やはり使い方は難しいんだろうなと思います。
    金庫にしまった石は使うことが来るのかな?
    続編が出来ればいいな。

    投稿日:2011/12/04

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  • 絵が美しく、物語に感動

    物語は、ロバのシルベスターが、まほうの小石を見つけたことから始まります。
    その小石、手に持って願いを言うと、それがかなうのです。
    うきうき、気分で家路を急ぐシルベスターの前に、腹をすかせたライオンが現れます。
    焦ったシルベスター何を思ったのか「岩になりたい」と願ってしまうのです。
    再び小石を手に持つことができないシルベスター。

    もう、このあたりは、どうなることやらドキドキしてしまいます。

    そして、いなくなったシルベスターを探す両親。
    これは、親として身につまされ、他人事(ロバ事)とは、思えなくなります。

    どうやって、シルベスターが助かるのか?
    絵本で確認してみてください。

    困難にであっても希望を持つことができます。
    子どもたちに出会って欲しい絵本です。

    2006年に新版となり、原書通りの色合いとサイズになりました。
    その色の美しいこと、物語の感動に拍車をかけています。

    投稿日:2011/06/26

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  • 親に愛される

    親に愛されるって素敵です。
    子供は物なんていらないから
    親に愛される、抱きしめられるのが
    一番うれしいと思っているんです。
    ジーンとする絵本です。
    わが子が石になったと思ったら
    本当に寂しくてずっと泣いてしまうかもしれない。
    家族で抱き合って涙して、よかった、
    本当に良かった。
    家族で抱きしめあえるって本当に良かったと思いました。

    投稿日:2011/04/08

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  • ナチュラルでさわやか

    とても自然なお話です。
    起きることはとんでもないことなのですが、
    その出来事の中でのシルベスターや両親の感情の変化はとてもナチュラルで、すがすがしさを覚えます。
    癖のないさわやかな、それでいて自然にじんとする、おすすめの絵本です。

    投稿日:2010/03/11

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