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ウェン王子とトラ」 大人が読んだ みんなの声

ウェン王子とトラ 作・絵:チェン・ジャンホン
訳:平岡 敦
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2007年06月
ISBN:9784198623531
評価スコア 4.81
評価ランキング 273
みんなの声 総数 100
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  • お話の会で読みたいです。

    絵やストーリーが素晴らしくても、あまり長すぎる本はどうしても集団の読み聞かせ時には避けてしまいがちなので、いつも残念に思ってきました。
    しかし、この絵本は表紙から受けるイメージと全く違っていて・・・まさに目からウロコの心境です。

    読み聞かせに理想的な、見開きでのストーリー展開の絵は、コマ割りされていても自然な流れを感じます。
    そこにある『読むべき言葉』は最低限に抑えられているのに、訴えかけるような美しく迫力のある絵が充分に物語ってくれます。
    使われている言葉もけっして難しい語り口ではないので、高学年はもちろんのこと、もっと低い学年でも充分理解できるのではないでしょうか。

    ぜひ、わが子だけでなく小学校でも読ませていただきたいと思います。

    投稿日:2011/06/13

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    5
  • ステキな絵本

    全くチェックしていなかった絵本です。
    絵本ナビの皆さんの評価が高かったので試しに借りて読んでみました。
    これって絵柄が古風な感じがして
    ロングセラーの昔話かと思っていましたが
    作者も若いしほんの3年前の発行なんですね、驚きです。
    しっかりしたお話にさらにどっしりとした安心感もあって
    胸に響いてくるお話だなあと思います。
    トラの母性とそれを受けるウェン王子との信頼感にジーンとしますし
    なんといってもラストで
    大人に成長して 再びトラの母親に会いに来たウェン王子が
    とった行動にビックリするとともに感動してしまいました。
    これから続くであろうお話を頭の中でめぐらたりして
    とても良い読後感でした。
    娘は一緒に読みたがらなかったので私一人で楽しみましたが
    皆さんの評価が高いのもなるほど!と思いました。

    投稿日:2010/10/05

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    3
  • 評判以上の感動

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    作者のチェンが紀元前の青銅器を見て、思いついたというこの物語は、予想以上に感動を与えてくれた絵本でした
    まず、絵の迫力といったら申し分ないでしょう・・・
    子供達はトラが登場しただけで、目が釘付けになることは間違いない!
    大人的には、人間の身勝手さ、母親の無償の愛情、などに心を揺り動かされますが、子供たちにとっては、トラが人間の子供を育てること自体が、脅威であったり、憧れであったり、ファンタステックであったりと様々な思いを堪能させてもらえる絵本でした
    絵本ナビの評価が良いことも納得です

    投稿日:2010/08/03

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    3
  • 絵本ナビの金柿さんがおすすめされていたので読みました。
    トラが登場する絵本・・といえば「おちゃのじかんにきたとら」や
    「ちびくろさんぼ」が思い浮かびますが、それらの絵本に登場する
    トラとは全く違った・・まさにトラの迫力を感じることができる
    絵本でした。圧倒されました。
    迫力を感じると共に、哀しかったです。
    憎しみによる暴力はあらたなる憎しみと暴力しか生み出さないの
    ですよね。暴力をふるっている者自身(この絵本ではトラですが)も
    自分でも抑えようのない力に支配されてしまうのですよね。
    だから暴れても、ちっとも気持ちは収まらない。
    ウェン王子がほんとの意味での賢さや勇気を持った王子でよかった
    なあと思います。
    金柿さんが書かれていたように、息子をもつお父さんが読むのが
    (読んであげるのが)、一番しっくりくるのだろうなあと思いますが
    娘がもう少し大きくなったら、お母さんである私が読んで
    あげたいです♪
    憎しみや暴力の無意味さ、気高さや、賢さということを知って
    ほしいな。

    投稿日:2011/05/19

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    2
  • 高評価のわけが分かりました

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    絵本ナビの評価でランキング1位であることから、ずっと読んでみたいと思っていたところ、図書館で見つけたので迷わず手に取り読みました。

    どこかの国の昔話かと思えば、発行は2007年。驚きでした。古風で、ずっと受け継がれてきたかのような、物語の「芯」を感じたからです。

    トラの母親の悲しみや怒り、怖がらずに森へ出向いた幼いウェン王子、そしてウェン王子とトラのあいだに確かに芽生えた愛情の温かさ。
    心に染み渡りました。

    そしてまさか、あんなに大きく成長するまで森で暮らしていたとは。予想外。
    最後、父親となったウェンがとった行動もまた予想外。予想外。

    ラストまでドキドキが止まりませんでした。
    読み終わったあとの、程よい余韻も忘れられません。

    迫力のある絵なので、今はまだ下の息子が怖がってしまうかも・・・と思ったので、もう少し大きくなったら、我が息子たちにもぜひ読んであげたいと思います。

    素敵な絵本に出会えて幸せです。

    投稿日:2011/01/05

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    1
  • 涙なしでは読めない

    子どもたちを猟師に殺されたトラのお母さんが、人間に恨みを抱き、村を襲うようになる気持ち。憎いはずの人間であるウェンに、我が子の面影を見つけて、優しくしようとする気持ち。ウェンと離れ離れになり、辛くてたまらないウェンの母親の気持ち。そして、ウェンと別れることになるトラのお母さんの気持ち。どれも、痛いほど伝わってきて、涙なしでは読めませんでした。全体を通して悲しいことの多いお話ですが、最後は救いのある終わり方でホッとしました。

    投稿日:2024/02/14

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    0
  • 王子とトラとの絆

    中国の殷王朝時代の青銅器を見た作者が考えたお話なのだとか。
    絵の迫力やスケールの壮大さが物語を引き立てていました。

    つい母親目線でみてしまい、トラと人、両方の母の気持ちを思うと切なくなります…。ウェン王子の立派に成長された姿に少しは救われるのかもしれませんが。
    しかしなにより、王子の立場から考えると、心情はいかに複雑か。母トラの傷を見つけたときなどはとくに苦しかったことでしょう。
    王子が盾となりトラを守るシーンや城へ戻る前の別れのシーンでは、母トラとの深い絆を感じました。後々、自分の子を自分と同じように育てようとすることも、母トラに対する信頼関係のあらわれです。愛ある子育てに人や動物という隔たりはないのだろうなと考えさせられました。

    投稿日:2024/02/14

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  • 心打たれる

    まず大迫力の表紙に驚かされました。
    人間に我が子を殺された母虎が村や人を襲うようになり、それを鎮めるために差し出されたウェン王子。

    よく母犬が子猫の世話をする映像を見ることはありますが、まさか獰猛な虎にそんな一面があるとは思ってもみませんでした。ですが中国にはそんな伝説が残っているそうです。
    動物の赤ちゃんもその小ささ可愛らしさを武器に身を守ると言います。小さきものを守りたい、大事にしたいと思う愛情は人も動物も変わらないものなのですね。

    虎はウェン王子と暮らし、我が子への愛情を王子に注ぐことで、人に対する怒りや憎しみを忘れることが出来た。まるで本当の我が子のように慈しみ育てた。
    それは虎にとって幸せなひとときであったことでしょう。
    だからこそ、本当の母親が現れて命も顧みず王子に駆け寄った時、后の愛と王子の幸せを感じたのではないでしょうか。
    ウェン王子は約束を守り、さらに驚くべきことに生まれた我が子をまた虎の元へ連れていきます。王子と虎の間にある愛情と信頼の深さに心打たれずにおれませんでした。

    挿絵は迫力があると同時に細部まで丁寧に描かれ、水墨画の滲みを活かした描写が美しく、伝統と斬新さが見事に融合した作品だと思います。

    投稿日:2024/02/14

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  • 迫力の絵が持つ力!

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子18歳、男の子14歳、男の子4歳

    表紙からこの絵の持つエネルギーに引き込まれるようでした。
    おはなしは昔話のようでもありますが、トラの世界を「人と異なる生物の世界」または「文化の異なる国や地域」もしくは「考え方の異なる人同士」などと考えると私た今暮らしている世界にもこのような構図はありそうに思います。
    そんな時、ウィン王子のように、相手の世界に飛び込み、相手を知り、信頼し会う関係を築けたらどんなによいだろうと思いました。それは並大抵のことではないということもこの絵本から伝わってきます。
    いやいや、まず身近なところから。攻撃ではなく、信頼し、寄り添うことをしていけばいいのかもしれないと思わされました。

    投稿日:2024/02/15

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  • とても良いお話でした

    母親の子どもを思う気持ち。それは、人間も動物もきっと一緒です。そのことは容易に想像ができるにもかかわらず、なぜ、人間は動物の子どもを簡単に殺すのでしょう。読んでいてウェン王子の賢さと勇気、そして、心の広さに感銘を受けました。とても良いお話だったと思います。

    投稿日:2024/02/12

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