字のない絵本。子どもに読むときに、ページをめくる間をどれくらいとるか悩むのですが、この本はどんどんめくっていきたくなります。だって、次はどうなるの?って知りたくって、待ちきれなくなるから。
ぞうにボタン?これだけで、もう笑いたくなります。ボタンがついてるから、きっと何か飛び出すにちがいない!ってもう予測できますよね。でも、そこから何が飛び出すかは、ページをめくってみなきゃわからない。このドキドキ感がたまらなくいいと思います。
読みすすめるうちに、ああ、次はこんな感じの動物が出てくるかなあなんて、考えていると、最後の最後にその予測は覆されちゃうんです。もう、最高!うえのさんの発想をほめたたえたいと思います。
想像力をかきたてられ、どんなことでも可能にしてみせる絵本の力を「どう?」って見せ付けられたような感じでした。