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さっちゃんのまほうのて」 3歳のお子さんに読んだ みんなの声

さっちゃんのまほうのて 作・絵:たばた せいいち
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1985年10月
ISBN:9784033304106
評価スコア 4.89
評価ランキング 12
みんなの声 総数 181
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3歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 障碍

    孫も障碍を持って生まれました。

    娘がおかあさんでよかったと思っています。常に、孫の為に頑張れるか

    ら、ちょっと見た目はぶっきらぼうなので誤解されることもありますが

    本当は根が優しくて思いやりがあっていつも前向きで行動力が抜群なの

    で、私は娘のファンです。さっちゃんのおかあさんもさっちゃんのこと

    をいつも大切に考えているから、さっちゃんに答えた言葉が、「・・・

    おなかのなかで怪我をしてしまって、指だけどうしても出来なかったの

    。」と、事実を隠さずにさっちゃんにお話をしたのが、よかったです。

    孫は、自分も立てると信じているから、夢中で立とうとして転んでいる

    のが日常です。3歳も過ぎているので、ハイハイをしているのが不思議

    そうに眺められますが、その子が悪いのじゃあないから一緒に遊んでも

    もらいたくて健常者の中に混ぜてもらっています。

    孫がハイハイしか出来ないとわかると一緒にハイハイをしてくれる子も

    います。障碍を持つことは特別のことでもありません。事実を受け止め

    て生きていくしかないのです。今日より、明日はきっとほんの少しだけ

    れど日々成長している孫をみるのが私の生き甲斐、だれよりも可愛い孫

    を見ていられるのが楽しみな毎日です。

    投稿日:2010/10/02

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    19
  • すべての親子さんへ

    この絵本の内容やレビューを見てどうしても子供に読んであげたくなり購入しました。 この本を読む前に子供に「指がない子はどう思う?」と聞くと「妖怪だよ!」と返事がかえってきた時は子供の残酷さにショックを受けました。 日常の幼稚園ではよくあるけんか…  女の子はみんなお母さん役になりたいものです。 お母さん役を巡り「手のないお母さんは変!」とお友達に言われた時のさっちゃんの気持ち、お母さんに「さちこの指は小学生になったらはえてくる?」と聞いたあたりは涙が止まりませんでした。 身近に障害を持った子がいないのでなかなか子供とこのような話をする機会がなくてとても勉強になりました。
     子供も「おなかの中で怪我したんだよ。」という所はとても分かり易かったらしくそれから妖怪とは一度も言わなくなりました。
     私もこの本に出会ったおかげで、読み聞かせの時になるべく障害を持った子が描かれている本を読んであげるようになりました。
    すべての親子に読んでもらいたいです。

    投稿日:2010/07/02

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    8
  • 障害もその子の個性だと知ってほしい

    実家にあり娘に読み聞かせてをしています。

    私が子供の頃はこのお話を雲の上の話とでも思っていたように記憶しています。

    今では障害をもって生まれてくる可能性は誰しもが持ち合わせており、他人事ではないと分かっているので身近に感じています。

    さっちゃんの手がいつになっても生えてこない事を本人に伝えることは勇気のいることで、さっちゃんのお母さんはとても強く逞しい方だと、読んでいて思いました。

    娘に、さっちゃんと同じように手をグーにさせ、「あなたはこの手で色んなこと出来る?」と問う事をしました。

    グーのまま何かをさせようとすると娘はどうしてもグーからパーにしてしまいます。

    「さっちゃんはこの手で色んなことが出来るんだよ。だから欠けているのではなく、長けているんだよ」と伝えました。

    障害があるからといって何も驚くことはなく、その子の個性のひとつであるということを娘にも身近に感じてほしいと思っています。



    ページ数:39

    投稿日:2020/05/14

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  • これからの息子たちのために

    これから育っていく息子たちのために買いました。

    次男は左の親指、左の腕の骨が1つありません。

    産まれてから今までは長男は気付かなかったのか、気付いていたけれど言えなかったのか、次男の手の事を言うことはありませんでした。

    ある日、調子が悪く1週間ほど入院していた次男が退院した日。
    長男が言いました。
    「○○くんの指ない!手がなんか変。」

    そうなんです。そうなんだけど、何て言えば良いんだろう??

    長男だけでなく、次男がこれから世間に出ていく上でも、何て言っていけばいいのか。悩みました。
    どういうのが、この子たちのためになるのか。
    そして、調べているうちに、この絵本にたどり着きました。

    買ってよかったです。

    本当に買ってよかったです。

    全ての子どもたちが読んでくれたら、次男が社会に出ていくことが少し簡単になるのに。と思いました。

    長男に読んで聞かせたら、じっと聞いていました。
    特に感想は言いませんでしたが、息子なりに感じとってくれたみたいです。

    綺麗ごとが並べられているのでなく、見た目が普通でなく産まれた子が通る道が描かれていると思いました。

    何が正しいとかはありませんが、これからの人生、この本を胸に頑張って生きていきたいと思いました。

    投稿日:2014/08/11

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  • 障害について親子で考えられる絵本

    いくつくらいから、この絵本の意味が理解できるようになるのかは分かりませんでしたが、息子が2歳くらいから家にはおいてあります。
    すると、3歳後半くらいから、何度も「読んで」と持ってくるようになりました。
    幼稚園で手のないことを指摘されて、怒るサッちゃん、困るお母さん等々、障害を抱える子どもを取り巻く環境や人々の気持ちをすごく分かりやすく、丁寧に描いているように思います。
    そして、読み手の私はいつもお母さんがサッちゃんに障害について説明するシーンでジーンときてしまいます。
    事実を、事実として、しっかりと伝えるということ。そこには一見残酷さがあるようにも捉えられるかもしれないけど、事実をきちんと伝えて、それでもあなたを愛しているという気持ちを一緒に伝えることで、事実を受け入れることを見守る。親にできることはそれなんだろうと感じました。
    その話し合いは、障害のことでも、何のことでも同じなんだと思います。
    嘘をつかないこと。時には、それは親にとってしんどいことかもしれないけれど、そのしんどさを親が抱えなくて子どもが抱えるようになれるわけがないんだと思います。
    息子はこのストーリーの意味を全部は理解できていないのかもしれないけれど、怒っている気持ち、悲しい気持ち、優しい気持ち、そういうものは理屈でなく感じているように見えます。
    これからも、何度も読んで、そのうち息子が色々質問してきたら、いっぱいお話したいなと思いました。

    投稿日:2013/08/18

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  • みんないっしょ

    保育園生活でも、随分と友達との関係ができてきました。○○だからイヤ、仲間に入れてあげない・・・そんな園での出来事もチラホラ話すようになり。そんな3歳の娘に、どんな子でもみんな一緒なんだよ、ということを少しでも頭の片隅に置いといてもらえたらと思い読んでみました。
    我が家では、特に親が○○しないと駄目でしょ、という言い方はせず、できれば本人に気付いてほしいと思っています。
    2回ほど読んだとき、「もしお手てがない子がいたら、お母さんにはなれないかなぁ?」と聞いてみると、娘はあっさりと、「なれない思う。だってお手てないもん。抱っこもお手てつなぐのもできひん。」と言っていました。それでも何回もコレ読んでと持ってきます。毎回、読んだあと、色んな会話をしました。お手てつなげなかったら、どうしたらいいかなぁ?ママがお荷物いっぱい持ってるとき、どうする?→お洋服持ってる!もう片方のお手てつなぐ!腕触る!、抱っこするとき、お手ての指いるかな?こうやったらどうかな?(手をグーにして、腕だけで持つ)→できる!できる!・・・他にも、色んなことを一緒にやって、一見できなさそうと思われることも、意外とやれるということを体験してみました。
    すると、どのくらい読んだでしょうか、ふと子どもから「さっちゃん、お母さんになれるよなぁ!」と言ってきました。
    これから、もっともっと色んな人と出会い、その中で、ハンディキャップドの方と接することもあるでしょう。それに、いつ自分がそのような立場にたつかもわかりません。少しでも、みんないっしょ、工夫したらできることもいっぱいあるのだということをわかってくれたらと思います。まだ幼くても、十分に理解できるし、親子で学ぶきっかけになる良い本だと思います。

    投稿日:2011/06/21

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