文は中川ひろたかさんだし、絵は村上康成さんで、お二人のコラボ作品は多く、テンポの良い楽しい作品になっています。
はじめて「ランドセル」が届いた時の感動が素直に届いてきました。
私自身は学校指定のカバンのある小学校に通ってので、ランドセル体験はしたことがないのですが、うちの子どもたちが学校に上がる前、おばあちゃんと一緒にどのランドセルにしようかと、あちこちの売り場を彷徨い、背中にしょってみたり触ってみたりしたことを思い出しました。
このくらいの年の子にとって、「ランドセル」って、新しい世界への何か欠かせないアイテムなんでしょうね。
私は
「そうか、6ねんせいかぁ」
と、主人公の少年がランドセルを背負って、自分の少し先の未来を考えているときのシーンが好きです。
作品の直接関係はありませんが、作者たちの子どものこの写真が載って、それも見ものでした。